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第21話 ハルマの帰宅

はからずも先輩とヤッた後、俺はバイトで、ハルマとは入れ違いだ。 バイトから帰ると、ハルマはもう布団に入っていた。 俺も寝支度をしつつ、もう一度、ハルマの画像を見る。 …… ………… ……………… この画像の本人が横に寝ていて、手を出さないでいられるわけがない。 俺はベッドに入り、ハルマに抱き付いた。 「リョウスケ……おかえり。」 「ただいま。」 ハルマの額にキスをする。 「ごめんね、寝てるのに。」 「大丈夫……。」 寝起きな感じが可愛い。 「あのさ、ジョルジさんから、今日のハルマの画像、もらっちゃった。」 「え……ホント?恥ずかしいな……。」 ハルマはもじもじしている。 「すごく……エロくて、ヤバかった。」 俺の語彙力のなさ無さたるや。 「本当は、絵の資料として撮ったんだけど、このまま、写真集にしないかって……。」 ま、まじか…… ほしいけど! でも、世の中の俺みたいなハルマの体フェチの目に触れると思うと恐ろしい…… もし、本物のハルマを見かけたファンが、ハルマを襲うことがあったりなんかしたら…… 「……リョウスケ……。」 ハルマが、俺の正直すぎるアレに、そっと触れる。 「あ、うん。」 なんの返事かあやふやなまま、ハルマの上に覆い被さり、キスをする。 足を絡めると、ハルマも興奮してきたようだ。 「写真集……ハルマがいいなら、いいけど……。あくまで、ハルマの体は、俺のだからね…。」 「……うん……。」 ハルマは可愛く返事をした。 その後、くまなくハルマを可愛がったのは言うまでもない。

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