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第8話

父親に見られていることに息子は興奮していた。 これは支配。 父親が望んでくれたことだから。 ソファの前のローテーブルの上に固定したディルドに、ゆっくり腰を沈ませていく。 父親が見てる。 その視線だけで溶ける程に感じてしまう。 父親の目の前で、自分の指で急いで解したとはいえ、まだ硬い穴をローションに濡れたディルドが割開く。 「ひいっ」 息子は真っ白な喉をそらせて喘いでしまう 白すぎる肌は父親に日に当たることを禁じられたから保たれているモノだ。 そこに血液が流れて全身に色がつく。 後ろで感じてそうなるということのいやらしさを息子だけは知らない。 穴はぐちゅっという音をたてて美味そうにディルドを飲み込んだ。 「はひぃ、くふぅぅ」 カクンカクンと息子の頭が揺れる。 だらしなく開いた唇から舌とヨダレが零れる。 ゆっくりディルドに腰を下ろしていくことは、ディルドに開かれる穴の快楽で、息子はその快楽に夢中になった。 快楽に震える息子の白い両足は、それでも小刻みに動いて、それは尻を淫らに揺らしていた。 穴をディルドでより良く擦るために、それを無意識にしているのだ。 「お父さん・・・気持ちいい・・・」 息子は叫んでしまう。 だって教えられていないのだ。 感じることを隠すことを。 淫らになればなるほど喜ばれたから、いやらしく揺れる尻を止めることも息子は出来ない。 「奥ぅっ!!」 奥が欲しくて一番奥に当てるため、体重を使って腰を下ろし、自分でそこまでディルドを迎え入れてしまう。 奥を楽しんでいることを報告してしまう。 感じることを言うように躾られたから。 「奥きもちい!奥、好き、・・・好きぃ、」 息子は叫ぶ。 あひいっ ひいっ あふうっ 気持ちいい良さに鳴く。 奥の突き当たりを自分で何度も抜いてしまう。 震える太もも、ピンと伸ばされた足の指。 広げられた股間にそそり立つ、息子のペニスはぐしょぐしょに濡れていて、先から白いモノさえボタボタと零していた。 父親はソファにゆったり腰かけながら、自分の奥にディルドを受け入れる息子を笑って見てる。 もちろん、父親に見られていることが息子を感じさせていることも分かっている。 「ごめんなさい・・・お父さん・・・ごめんなさ・・・いいっいいっ。気持ちいいっ!!!」 息子は父親じゃ無いもので感じてる事に、泣いて謝りながら、それでも上下に動くことも、尻を揺らすこともやめられなかった。 息子は止められない。 父親が見ている。 見てくれてる。 でも、父親じゃないものそこに受け入れてる。 でも、気持ちいい みてくれてる、 そこにいる・・・・ 息子は自分で自分の乳首を指で摘み擦り合わせ始めた。 その尖ったそこはずっと父親に愛されるの待っていたのに。 自分でそこを潰して息子は声を上げる。 そこを潰せば甘い痛みが声になる。 指を止めることも息子には出来ない ぐちゅぐちゅ ぐちゅっ 濡れた音をディルドがたてている。 息子は激しく動き始めていた。 両胸の乳首を自分で責めながら。 カクカクと震える頭。 反り返る背中。 股間のペニスが白いモノを零しながら震える。 痙攣する両脚が、それでも足の指まで使って大きく腰を上下させる。 尻は円を書くように細かく淫らな動きをつくっていた。 貫くディルドが軸になる、いやらしいダンスを、息子は父親の前で踊っていた。 「お父さんが欲しい・・・お父さんがいいっ・・・あっ気持ちいい・・・気持ちいい!!!お父さん・・・ごめんなさい・・・欲し・・・ああっ!!」 父親を求め、ディルドに狂い、でも必死で謝り、そして感じてイき狂う。 息子が動くことを止められないのを、父親は楽しく見ていた。 父親を長く与えられないと、息子がどうなってしまうのかそれが見てわかる。 その様子を楽しんで楽しんで、やっと父親は言った。 「おいで」 優しい声で。 息子はやっとディルドを引き抜くことを許された。 父親がもう終わりにして良いと言われるまで、それを止めては行けないことを息子は分かっていたから。 震える足はもう限界だった。 「咥えなさい」 それはいつもの優しい言葉で。 許されたのだと息子は分かった 「お父さん・・・お父さん・・・ごめんなさい・・・」 息子は泣きながら震える足でディルドから立ち上がり、父親の前に跪く。 そして父親の着ていたガウンを開き硬く勃起していた父親のそこを 咥えた。 泣いて喜んでいた。 父親がその気になってくれたことに。 「オレ以外のモノで楽しむのはダメだよ、これからは。でないと、もう可愛いがってあげないよ」 父親は優しく注意した。 息子は何度も頷く。 泣きながら。 喉まで使って父親のものを味わいながら。 「いい子だ。まずは喉から犯してあげるからね」 父親はそういうと、息子の頭を押さえつけ、いつものように乱暴にその喉を犯し始める。 息子がそれに感じていることは疑う余地もなく。 いつものように、父親が達するタイミングでキチン息子も射精したのだ。 やっと手に入った 父親のものを口からはなそうとしない息子をなだめて、父親はテーブルに手をつかせ、尻を突き出した息子の後ろを犯した。 息子はずっと欲しかった父親が入ってくる感触に泣き叫んだ。 「お父さん・・・お父さん・・・愛してる・・・愛し」 強く突かれて、言葉は悲鳴になる。 だけどそれは悦びの声だ。 ディルドではこんなに激しく突き上げて貰えない。 後ろから突き上げられるこの角度の快感はここにしかない。 「ディルドが好きだったんだろ?」 父親は笑う。 「お父さんです・・・お父さんがいいです・・・お父さんだけです・・・」 息子はヨダレを垂らしながら、テーブルに乳首を擦り付けながら叫ぶ。 父親が動くのを止めたなら、欲しがるように動く尻の動きを父親は堪能する。 「お父さん・・・お父さん・・・お願い!!」 泣き叫ぶ声。 全てを支配された者の声。 穴が父親を欲しがりペニスに絡みついてくる。 父親は笑った。 こんなに楽しいことはない。 「2度と私以外をここに入れるな」 父親の命令に、息子は身体の全てで反応し、そうすることを誓っていた。 父親は教え込む。 ぶち抜いた奥も。 穴の気持ちいいところのすべて。 コリコリされると射精するところも、中イキが止まらなくなる所も、全部息子のモノではなく、父親のモノなのだと。 「お父さんだけ・・・お父さんのモノで・・す・・・ごめ・・ごめんな・・・さい・・」 息子がヒクヒク痙攣する肉塊になるまで楽しんだ。 飢えさせたのも、そもそもディルドの使い方をおしえたのも、父親だったのに。 父親の部屋の窓はカーテンが閉められていないない。 窓の外から、息子が激しく犯されるのを。 動けなくなっても、そうされるのを。 その男はずっと見ていた。

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