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第67話 快感に歪むまで

 床に寝転がしたミケの上に、上下逆に覆い被さった。  俺の腰に両腕を回したミケは、ぎゅっと抱き着きながら、竿から玉へと何度も舌を走らせる。  ぬるぬると蠢く気持ちの良い感触に持っていかれそうになりながらも、ミケの足から下着ごと衣服を抜き取り、放る。  白く滑らかな足の間で、頭を擡げ始めたそれに、ミケを真似るように舌を這わせた。 「真似、すんなっ」  腹立たしげな音で言葉を紡いだミケは、俺の腰を解放し、床に背をつけた。  腹に触れそうなほどに反り返った俺のペニスを掴んだミケは、真下から先端に吸いついてくる。  唇で敏感な先端をむにむにと刺激しながら、舌先で穴を虐めてくるミケ。  器用に動くミケの口の動きは、流石に真似できそうにない。  ふっと嘲笑うような音を立てるミケに、勝ち誇った表情を浮かべているのが想像できる。  その顔を、快感で歪ませてやるよ。  先端に吸いついている唇を割り開き、口の中へとペニスを突っ込んだ。  寝ていた身体起こし、ミケの足を引き寄せ、俺の身体を挟ませる。  見えた尻の肉を鷲掴み、隠れていた孔を明かりの下に曝してやった。 「ん……っ、ん」  口一杯に頬張らされた肉棒に言葉を奪われてはいるが、文句を言っているのであろうコトは察しがついた。 「お前は、こっちより、こっちだろ?」  硬くなったペニスの先端に舌をつけ、玉の間を通り、ひくつくアナルに到達させる。  くにっと縁を押してやれば、それを食もうとするように、入口がうねうねと煽動した。  舌を伝い滴る唾液を馴染ませるように、皺のひとつひとつを舐め回す。 「んっ………ぁ、…」  ひくんっと俺を挟む腿が震える。  俺の肉棒が口の中に押し止めているミケの舌が、刺激に反応するようにびくびくと揺らぎ、先端を可愛がってくる。  濡れた孔の縁を滑らせた中指を、その中へとゆるりと挿し込んだ。  根元まで埋め、動きを止めた指が、うねる内襞に捏ねられる。 「ぁ、んぁ………ん、んっ…」  我慢ならないというように、ミケの腰がはしたなく揺らぎ始める。 「あー。フェラ勝負、だったな」  腹の上で震えるミケのペニスを舌で掬い、口腔内へと招き入れた。 「ん、んんっ………」  揺らぐ腰つきに合わせ、勝手にピストンされる指と口の中のミケのペニス。  とぷとぷと溢れてくるカウパーをじゅるりと吸い上げてやれば、ミケのペニスが堪らないとばかりに、びくびくと震える。

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