軽いミケの身体を抱え込み、引き上げる。 「ぅ、ぁ……ん、…っっ」 　繋がったままに、膝の上に乗せてやる。 　胸許に凭れてくるミケの身体の横から両手を出し、ミケの足に触れた。 　腿を掴み、足を大きく開かせ、繋がっているその部分に指を這わせる。 「旨そうにしゃぶってんな」 　俺のペニスを締めつけながら、甘え媚びてくる孔。 　繋がっているコトを意識させるように、わざとに孔の縁を撫で擦る。 　恥ずかしさから内を向く腿に、腕が挟まれる。 　遠慮がちに閉じられた腿のむにむにとした柔い感触が、俺の腕までも悦ばせる。 　ミケの顎を捕まえ、顔を上げさせた。 　小さく可愛い喘ぎを零す唇を、貪り喰らう。 　ぴちょ、くちゅっと溢れた唾液が、淫靡な音を脳に響かせる。 「はっ……、す、げぇ、締まる」 　首筋から耳に向け舌を這わせ、真っ赤に染まった可愛らしいそこにリップ音を響かせる。 　シャツの裾から忍ばせた手で、ぷっくりと膨れる乳首を擦った。 「こっちも勃ってきたな？」 　硬くなるその場所を、捏ねて摘まんで、思う存分撫で回す。 　だらだらと涎を垂らすミケのペニスは、結合部と乳首への愛撫に、僕も触ってというようにビクビクと揺らぐ。 「触ってほしい？ こんな風に、扱いてほしい？」 　硬くなっている乳首を自慰するかのように、先端に向かい擦ってやる。 「ぁ、あ……さわ、て…、イキ、……たぃ…ん……」 　ミケの手が、俺の頭に伸びてくる。 　俺を見詰めるミケの表情は、イキたくて堪らないと半泣きのおねだり顔だ。 　ぐずぐずとなる鼻と涙に溺れた瞳が、俺の股間を直撃する。 「はっ…。可愛い」 　堪らず、熱い息を吐く唇に喰らいつく。 　下から突き上げ、浮いた身体が落ちてくるのに合わせ、奥を穿つ。 「ひ、ぁ……んっ………んっ…」 　ひんひんと啼きながらも、俺を求めて伸びてくる手と唇。 　ミケの細い身体をぎゅっと抱き締め、その奥に白い欲望を撒き散らす。 　腹の奥を熱くする俺の精液につられるように、ミケのペニスからも、だらりと白い粘液が溢れ出た。 「触んなくても、出たな？」 　くぷっと濁った粘液を溢すミケのペニスをやんわりと握り、軽く扱く。 「っ、ゃ…んんっ………」 　ぐにぐにと蠢き痙攣する孔が、きゅうっと俺を締めつけてくる。 　イッたばかりのペニスを締められる感覚は、擽ったくて堪らない。 「くっ、は………」 　ミケのペニスを弄るのをやめればいいとわかっているのに、こぷっくぷっと涎を垂らすそれが可愛くて、なかなか動きを止められなかった。 「あー………。このまま続けて、いいか？」 　気づけば俺は、ミケの中で、がっつりと元気を取り戻してしまっていた。 「ちゃ、んと……、イキ、…たいっ」 　くいっと腰を燻らし、少しの不機嫌感を混ぜた声で強情るミケに、抜かずの２戦目に突入した。