最後の一押しを求め、揺らぐ腰に向かっていくタマの両手を、尻を揉んでいた片手で制した。 「触んなくても、イケんだろ？」 　舌をぐにぐにと扱きながら囁いてやれば、タマは堪らないと言わんばかりの喘ぎを零す。 　涙に溺れる瞳が、オレの腹底を炙ってくる。 　ぞわりと這う興奮に、タマの尻の下にあるオレのペニスが、どくりと呻いた。 　押し上げるように蠢いたオレのペニスに、タマは尻を擦りつけてくる。 「……ほひぃ」 　舌を弄くられながらも、オレのモノを欲しがるタマは、舌足らずに強情ってくる。 「イケたらな。奥まで突っ込んで、啼かせてやるよ？」 　下から穿つように腰を突き上げたオレに、タマの身体がふるりと揺らいだ。 　じわっと広がったのは、タマが吐き出した精液だ。 　下着を濡らした粘液は、カーゴパンツにまでその染みを広げた。 「で、ひゃった……」 　羞恥に赤く染まった頬に、照れ臭そうな笑みが乗る。 　舌を解放した手で、タマのカーゴパンツの前を寛げ、下着のゴムを引いた。 　出来た隙間を覗き込めば、むわりとした匂いが鼻を突く。 　ねっとりとした白濁が、下着と腹を繋ぎ垂れ下がっていた。 「ぐっちょぐちょ」 　生温い体液が汚したそこに手を突っ込み、ぬるつくそれを纏わせた指先で尻孔に触れる。 　縁に触れた瞬間に、吸いつくように指に媚びるタマの孔。 　その指先を飲み込もうと、タマの腰が揺らぐ。 「はやく………」 　オレの首にぶら下がるように腕を回したタマは、腰を燻らせ飲み込んだ指先を締まりのいい孔で扱いてくる。 　うねうねと動く孔を弄りながら、空いている手で前を寛げ、臨戦態勢になっているペニスを引き摺り出した。 　血管を浮かび上がらせ、びくびくと唸るオレの逸物を視界に収めたタマは、真っ赤な舌で唇をぺろりと舐めずる。 「腰上げろ」 　そわそわと腰を上げるタマの衣服を下着ごとずるりと下げ、露になった尻を掴み開く。 　自分の精液で濡らされた孔をオレのペニスの先端にぴとりとくっつけたタマは、興奮にふるりと身体を震わせた。 「……ん、ぁあ」 　ぐぬっとした反発を無視して、先端をめり込ませた。