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ー天災ー135

 望の後ろの蕾に入れる指を二本入れると今度は広げながら奥へと進めていく。  本当は雄介のモノは指二本では足りない位だ。  もっともっと望の中を慣らして上げたいという気持ちはあるのだが、雄介のモノだって本当に限界の限界まできているのであろう。 もうズボンの中で窮屈そうにしているのだから。 「……雄介?」  と望は口にしながら雄介の事を見上げると額から汗を滲ませ息を切らし始めている雄介の姿が目に入ってくる。  そこに軽く息を吐く望。  望だって男ならなのだから雄介がこの状態という事は分かっている。 「雄介? もう、限界なんだろ? 挿れろよ……」  そう雄介の肩に腕を回していた手に力を込めて望は雄介の事を少し引き寄せると雄介にも聞こえるように耳側で囁く。 「でもな……」  そう切なそうに呟く雄介。 「俺が大丈夫だって言ってるんだから……いいんだよ……」 「そっか……ほな……ゴメン……」  そう言って雄介は望の中から指を抜き出すと望の体を抱き締める。 「ホンマ……ゴメン……。 俺が我慢出来んかったばっかりに……」 「俺だって……お前だからいいって言ってるんだからな……」  そういう風に言う望に目を丸くする雄介。 「それに、俺なんかの為にお前が我慢すんな……しかも、俺は女じゃねぇんだからさ……そんなに優しく扱わなくても大丈夫だって……」 「ん? あ、そやな。 でもな……やっぱ……その……俺の気持ちだけで……こういう事は事を進めたくないねん……やっぱ、相手の気持ちも汲まんとアカンやろ?」 「まぁ、確かにそれはあるけどさ、でも、俺がいいって言ってるんだから……」 「せやな、分かった」  これ以上言い合っていても先には進めないと雄介は思ったのか、 「ほな、このままな」 「はぁ? え?」  と言っているうちに再び雄介に唇を塞がれる。 「ぁ……ちょ……ん……」  再び雄介は望の足を自分の腕へと絡めると、ゆっくりと自分のモノを望の蕾へと挿れていくのだ。

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