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ー空間ー93
和也はそんなことを望に言われ、スッキリとした顔で部屋を出る。
その途中、和也は望の横に並び、
「本当にお前……変わったんだな」
「あ、ああ……まぁな。 確かにお前らは毎日のように会えて羨ましいとは思うけどさ。 前にお前に、沢山助けてもらっただろ? だから、今度は俺がお前らのことを助ける番かなぁーって思ってさ」
そう話ながら望は和也に笑顔を向ける。
「そっか……それだったら、逆に俺の考えすぎだったんだな。 うん! 分かった! もう、これからは望に嘘は吐かないで、裕実とのデートの時は話すことにするよっ!」
「あ、ああ……そん時はたっぷりと聞いてやるぜー、それで、色々と突っ込んでやるからな!」
そう望は和也に向かい、今度は怪しげな笑顔を向ける。
「何言ってんだよ……まったく、そういうことに関しては俺の方が上なんだからさ、望なんか俺のノロケ話なんか聞いたら逆に顔を真っ赤にさせるんじゃねぇのか!? ま、俺の場合はそのノロケ話は容赦しないから覚悟してろよー!」
「あぁ! 構わねぇぜ。」
二人は廊下を歩きながら話をしているのだが、今の二人はその会話でさえ微笑ましそうに歩いていた。
今は二人に恋人がいるからこそ、お互いのことを分かっているのかもしれない。 今はお互いに恋人がいて幸せの絶頂期なのかもしれない。
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