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ー雪山ー30

 でもこの体勢なら腰をあんまり動かさなくても、普通に奥に当たってる感じがあるようだ。 「ぁ……あんっ! ……ん……っ!」 「今日の望ってええな……なんかいつもより色っぽく見えるしな」 「き、気のせい……だろっ!」 「そうなんかな?」 「そ、そうだって……!」 「ま、ええわぁ」  雄介の方はそこでその話について止めると望の腰に両手を添えて雄介の方も腰を動かし始めるのだ。 「ちょ……ぁ……あぁ! 雄介っ! ぁあ……いやぁ……ふぅ……そう……いきなり、動く……なよっ……」 「それって、どういう意味なん?」  今日の雄介というのは若干意地悪な質問が多いような気がする。 「ぁ……だからっ……それは……ぁあ!」  望が答えようとしているのにも関わらず雄介の方は腰を動かし続けている。 「ん? 何?」 「だ、だから……っ! ぁああ! 俺の方が……今日は我慢……出来ないっ! だからな……はぁ……はぁ……」  そう言いながらも望は荒い呼吸を繰り返す。 「そういう事な……今日はいつも以上に気持ち良くなってもうたらええやんか。 しっかし、今日の望は気持ちええっていうのが、こっちの方にもひしひしと伝わってきてんで……だってな……ココの締まり方がいつもよりもキュッっていう感じやしな」  その雄介の言葉に望は顔を真っ赤にすると、 「え? あ、ちょ、今日は……その……なんていうのか……お前ので……感じられるっていうのかな? なんでだろ?」  望は雄介の事を真剣な瞳で見つめる。 「それは……」  雄介の方もその望の真剣さが伝わったのか雄介の方は望の事を見上げると、望の中にモノを挿れたまま半身を起こしてくる。 「今日の望は素直やからだと思うで……。 いつもはあんまこういう行為に対して乗る気ではなかったんやと思うねんけど、今日は望の方も素直で楽しんでるからなんじゃないんかな?」  雄介はそう望に向かって笑顔で言うと、雄介が半身を起こしてきた事によって二人の唇の距離が縮まったからなのか自然と唇を重ねていた。 「ん……」  雄介が望へとキスをすると望の鼻からも甘い声が漏れる。 「ホンマ……望の声を改めて耳の近くで聞くと可愛えよなぁ」 「……うっせぇ……お前の前でしか……こんな声……上げねぇんだからな……っ!」  そんな嬉しい言葉を聞くと今でさえ我慢の限界なのにも関わらず、我慢が出来なくなってきたのか雄介の方は更に激しく腰を動かすのだ。 「ぁ……ぁあ! やぁ……いきなり……ぃ……動かすなよ……!」

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