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ー雪山ー92

「今日は全部、一人でヤるって言ってなかったか? ほなら、スイッチ切るのも自分でって事なんやないの?」  望はそれを思い出したのか、玩具のスイッチをそのままに声だけを上げ続けている。 「ぁー! 雄介! イっちゃう! イくからっ!」 「あー、それはアカンな……」  雄介はそう言うと急に立ち上がって望の半身を起こして座らせると、雄介はその背後へと座るのだ。 そして望のモノの先端部分を親指の腹で押さえてしまう。 「イく時は一緒やかんな……」  流石の望もそこは同意見だったのであろうか。 逆に何も反応せずにいた。  そして雄介はそのまま望と自分と移動させると、さっきの鏡の前へと向かうのだ。 「望……鏡の方に視線向けて見てくれへんか? あんな……今な……望の中に入ってる玩具が見えてるし」  望は何故かその雄介の言葉で少しだけ瞳を開ける。 そこには自分の痴態が映し出されていた。 「な、ええ格好やろ?」  そう雄介が言った直後に望の体が急に揺れ動く。 「ぁあ! やぁん……ちょ……」  丁度、望の中で縦横無尽に動く玩具が望が一番いいポイントに当たったのであろう。 「ホンマ望は玩具が好きやんな、玩具で気持ち良くなっておるのはええねんけど、鏡の方も見てな……今の望ってな……ホンマ色っぽいし」  未だ体をビクつかせている望。 「よく、見させてあげるな」  そう雄介は言うと一回玩具のスイッチを切る。 だが次の瞬間、雄介は望の両足の下に腕を入れて望の体を少し持ち上げるようにしながら足を開かせるのだ。  そんな望の姿を雄介は望に見せるのだった。 「そこに入ってりいる玩具は今日は自分で入れたんやで、しかも、お前の後ろの蕾な……玩具が入っておるから、そのサイズに合わせて広がっておるしな。 そうそう、そこに俺のモノも入るんやからな」  今日の雄介はとことん意地悪な雄介らしい。

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