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ー雪山ー93

 もう望はその雄介の意地悪な言葉に限界がきたのか、雄介の方に半身だけを向けて雄介の腰辺りに腕を回してお腹辺りに顔を埋めると、 「もう……雄介……ゴメン……もう、お前の言う事聞くから……意地悪な事は言うな」  その言葉を聞いて雄介は急に安心したのか、望に向かって微笑むと望の背中をポンポンと軽く撫でる。 「ほな……そうやな……?」  そう言うと望の中に入っいた玩具を抜いて、望の体を抱き上げると唇を重ねるのだ。 「スマンな、今日は沢山意地悪な事してもうて」  雄介は望に謝ると額や頰にもキスをし望の方も落ち着いてきたところで望の体を四つん這いへとさせる。  雄介の中では今日スることでやりたい事があったらしい。  せっかく、ここまで鏡を持ってきたのだから、また鏡を利用したいと思っているようだ。  雄介は望の体を四つん這いへとさせると、その目の前に鏡を置く。  これなら、後ろから挿れても鏡に望の表情が映って望の表情が見えるということだ。  雄介は望の足と足の間に体を置くと、さっき望自ら慣らしてくれた後ろの蕾へとゆっくり自分のモノを入れていく。  何でか今日の望は締まりがいい感じがするのは気のせいであろうか。  雄介が望の中に挿れていくと、望が力を入れてしまっているのか、いつも以上にキツいと感じているようだ。  だが十分と慣らしたおかげで雄介のモノは望の中へとすんなりと入っていく。  望はまだこの行為に慣れて来ないのであろうか。 最初挿れる時はまだ痛いのであろう。 顔を俯かせて必死にシーツを掴んでしまっている姿が雄介の目に入ってきているのだから。  流石に普段は入れる器官ではない後ろの蕾。 だからまだ挿れる時には痛みが生じるのかもしれない。  雄介はゆっくりとではあったのだが奥まで挿れると、先ずは望から痛みを解放してやる為に望が一番気持ちいいポイントを突き上げる。 「ぁ、ぁああああ!」

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