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ー波乱ー98

「やぁ……ぁ……んん!」  望は雄介の言葉が耳に入っているのか。 入って来ていないのか? そこは分からないのだが雄介の言葉が途切れたと同時に声を上げてしまっていた。  雄介は望の腰をしっかりと抱き。 ゆっくり激しく動かし始める。  そうする事で部屋内には望の中で雄介のモノとローションが絡む水音と皮膚と皮膚がぶつかる音と望の甲高い声だけが響き渡り雄介の耳をも刺激するのだ。  雄介の方も荒い呼吸を続け、まだ、そのなに暑くないのにも関わらず既に雄介の額には汗が滲み出てきていた。 それを段々と雄介の方も吐息へと変えていく。 「望……鏡……見てみ……。 俺にモノが望の中に入ったり出てきたりしてるところが……ハッキリと見えておるし……」  望の方はもう意識が朦朧としてきているのか、その雄介の言葉に薄っすらと瞳を開けて雄介の言葉の通りに鏡の方へと視線を向けてみたようだ。 「ぁ……ぁあ! ん!」  望は背中を逸らして更に雄介のモノを締め付けてしまう。  それは、その鏡を見て反応してしまったのか? そこは分からないのだが。 「ちょ、ん! 望……ホンマにあんま締め付けんなって……そりゃ、嬉しいねんけど……流石に……はぁ……はぁ……キツくなってくるしな……」 雄介はそう言うと今度は望の中にモノを入れたまま雄介は望の体を反転させて雄介と望は正面同士へとなる。 「この方が鏡越しにではなく、本物の望の顔見れるしな。 それと、意地悪なことはここまでにしといて……本気で俺は望の事好きやし……本気で望には嫌われたくないしな……」 雄介はそう言うと望の体をしっかりと抱きしめ腰を動かし始める。 「ぃ……ぁ……やぁん!」  今の雄介の言葉で望の方は安心したのか更に声あげ今日は本気で望の方も雄介とのこの行為を楽しんでいるようにも思える。 「はぁ……はぁ……もうそろそろ……俺の方も、限界っ! やねんけど……!」  望はその雄介の言葉に瞳を開けると、 「俺も……だからっ!」  と切羽詰まったような声で望の方もそう吐き出すのだ。  雄介は望のその言葉に反応すると望の方に笑顔を向け更に奥にあるポイントを突けるように雄介のモノを更に奥へと挿れる。 「ぁ……ぁあ! やぁ……雄介……ぃ……そんなんじゃ……! 直ぐに……!」 「分かっとるよ……わざとやねんから……。 せやけど、はぁ……望の方も気持ちええねんやろ?」

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