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ー崩落ー41
裕実は和也のその言葉に仕方なさそうにため息を吐くと、和也の足と足の間に体を置き和也が履いているズボンのチャックを開け和也のモノを取り出すと和也のモノを咥えるのだ。
裕実が和也のモノを舐めていると、たった今まで萎えていた和也のモノがゆっくりと硬くなり勃ってきたのが分かる位になってくる。 そして裕実は大きな口を開けて口の中へと含むと舐めたり上下に動かしたりを繰り返すのだ。
「ん……久しぶりだとマジに気持ちいいわぁ……裕実……っ……もう、ヤバいんだけど!」
和也はそう言いながら上半身を起こし裕実の耳側でそう囁く。
裕実はそう耳側で囁かれるのは弱い。 寧ろ耳が弱いからだ。
その和也の行動に裕実の方は体をピクリとさせてしまう。 裕実だって和也と同じ位していないのだから、そりゃ、反応するに決まってるだろう。 だが、さっき裕実は和也に『今日はしない』と宣言してしまったのだから言える訳もなく兎に角今は我慢するしかないとでも思ってるのかもしれない。
「やっぱ、今ので反応しちまったよな?」
そんな様子の裕実に和也が気付かない訳がないだろう。
「裕実……本当はお前もシたいんじゃないのか? お前も俺と同じ位してないんだからさ……我慢出来る訳がねぇだろ?」
そう和也の方は男らしく裕実の事を誘ってみる。
「和也! そんな事はありませんから!」
そう裕実の方は和也のモノから口を離すと真剣に顔で言うのだが頬は赤くそれでは全くもって説得力に掛ける所だろう。
「お前さぁ、言葉ではいくらでも嘘を吐くのは簡単な事だよ。 だけど、表情っていうのはさ、俳優さんじゃない限り変えるって事は出来ないんだぜ。 だから、今の裕実の顔がそういう顔してんだよ」
「そんな事はありませんから!」
そう更に和也に図星を突かれてしまい完全に和也から顔を背けてしまう裕実。
「そっか……。 逆に今の行動が決定打だよな?」
和也の方はそうクスクスとしながら裕実の頬を指で突く。
「顔は凄く赤いし、それに今さっき俺から顔そ背けただろ? だから、嘘だって事なんだよ……」
「そんな事ありませんってばっ!」
「そんでもって、久しぶりに俺のモノを見ちまったら体が疼いちまったって所かな? 正直に言ってみろよ。 お前次第で今日最後までやるか? やらないか? っていうのが決まるんだからな。 ほら、本気でやりたくないって言うんだったら、俺の抜くだけでいいし、お前が本気でしたいって思うんだったら最後までやってもいいんだぜ」
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