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ー崩落ー126
雄介は仕方なさそうに体を起こすと望の両足を太腿から思いっきり足を開かせる。
「ええか? 望……その状態をキープしとってな……」
足を開かせた事で完全に雄介には望の中が丸見え状態になっていた。
「めっちゃ眺めええやんか……いつもは望のココ遠慮して見てなかったんやけど……今日は俺の自由にやってええって言ってもらったし、今日は遠慮無しに見れるっていうもんやんな。 ほな、中に指入れて……それ位は出来るやろ?」
雄介は望の様子を伺いながら望の事を見上げる。
だが望の方は動かないようだ。
確かに今日は雄介の言う事を聞くとは言ったものの羞恥心に邪魔されているのか、そう簡単に体の方は動く筈はない。
「ゆ、雄介……! やっぱ、それは無理っ!」
さっき雄介と約束したばかりなのにもう弱音を吐き始める望。
「無理ってな……」
雄介は困ったような表情をすると頭を掻く。
「ほな、どないするん? 望とさっき約束した事が出来へんとなると、今日もいつもと変わらないようになってまうんやけどな。 望はそれでええんか?」
今日の雄介はいつもとちょっと違うらしく雄介の方もなかなか折れてくれないらしい。
そう言う雄介に対して望は、
「あ、ぅん……だからだな……」
今日の望は雄介のそんな気迫に押されてしまっているのか少し申し訳無さそうにしていた。
「な、さっき……望も言うてくれたやんか、好きなもん同士なんやからお互い甘えたらええって……その言葉、俺からしてみたらめっちゃ嬉しかったねんで、やっと、望に本当に俺は望の事が好きやって事が伝わったって事になるしな。 それ聞いて、今日は俺流のやり方で望の事気持ち良うさせたろうって思うとったのに『無理』とか言われてもうたら……な……」
そこまで言うと雄介は顔を上げて笑顔で、
「ま、望が嫌って言うんやったら、俺が我慢したらええ事やし、俺の方は全然そういうのは構わへんよ」
雄介はそう言って望の前に座ると、
「今日も望はいつも通りにマグロ状態でおったらええしな。 それに、今日は望自らホテル行きたいって言ってくれたし、俺からしてみたらそれだけでも望は十分成長してくれたっていうのが分かったし、もう、ホンマ今日はそれだけでも満足やしな。 それに、俺からしてみたら、こうやって二人だけの時間を過ごせるってホンマに幸せな時間やし、それだけでホンマに十分なんやって」
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