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ー崩落ー137

「望の中はいつやってもキツいねんな。 ほんで、中は熱くて、俺のモノを離さないとばかりに締め付けてくんのやで……。 それが、俺にとっては気持ちええねんけどな……」  雄介の方は奥まで挿れると、 「望……俺のを中で感じておってくれてるか? 俺のが中にあるってどんな感じなん?」 「き、気持ちいいから……」  その雄介の質問は望の耳にも届いていたらしい。 いつもなら、こんな質問されたら答えない望なのだが、今日の望はその質問にもあっさりと答えている。  もしかしたら、その雄介からの質問に無意識のうちに答えていたのかもしれない。 「気持ちええなら良かったわぁ……」  雄介はそこまで言うと、ゆっくりと腰を動かし始め望の中を隅から隅まで堪能するかのように動かし続ける。  部屋内には雄介が腰を打ち付ける音と水音だけが響き渡るのだ。 「ふぅ……ん……ぁ……やぁ……ぁあああ!」  雄介が徐々に腰のスピードを上げる度に望の口からは甘い声が通り抜け二人共に興奮度はマックスの状態になっているだろう。  やがて雄介の額からは汗が滲み望のお腹の上へと落ちる。  雄介じゃ一旦、腰を動かすスピードを落とすと望の脇の下に腕を入れて望の事を持ち上げると、望の体を雄介の上へと座らせる状態にするのだ。  そうすることにより雄介のモノは力を入れずとも望の奥へと入っていく。  一瞬、望は辛そうな表情をしたのだが、雄介の肩に両腕を回す事により奥に入らないように加減が出来たようだ。 「こっちの方が望と密着する事が出来るやろ?」  そんな事を耳側で言われた望は顔を真っ赤にする。 「望……たまには自分で動いてみたらどや?」  望はその雄介の言葉にとろりとしたような表情で見つめる。 「お前のように……上手く……腰動かせないかもしれねぇけど、それでもいいのか?」 「そんな事気にしてへんわぁ……それに、こういう事に関して上手いも下手もあるもんなんか? 二人で楽しめるって事に意味がある事なんと違う?」 「下手だったら気持ち良くなる訳がねぇだろうが……」 「いいや……さっきも言うたけど、例え下手でもお互いの気持ちが伝わっておれば気持ちええんと違うのかな?」

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