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ー過去ー158
「……ンん!」
望は背中を逸らせ甘い声を上げ、雄介の言葉通りに雄介の口の中へと透明な液体の方ではなく白い液体を口の中へと吐き出す。
そして望は再び肩で呼吸を繰り返すと、雄介は望の視界に入る範囲で望が先程放った白い液体を喉を鳴らしてまで飲み干すのだ。
「流石……最近してなかっただけあるなぁ。 今回のは濃くて多かったで……。 ほな、望が達った事やし、後は俺がやりたいようにやってもええんやったな?」
雄介の方は笑顔とも怪しい表情とも言えるような感じをすると、
「ほな、望にはどないな事してもらおうかなぁ? せっかく、コスプレしておるんやし、このコスプレにあったプレイしてみたいんやけど? せやけど、俺の方は和也みたいにそういった知識の方はないしなぁ。 な、望……なんか、使えるような道具ってないんか?」
その雄介の質問に望の方はため息を吐き、
「そんな事は自分で調べて来いよ。 俺は一切そんな目で医療道具なんて見た事はねぇんだからさ」
「なんや……そうなんかいな。 なんや医療道具って使えそうって思ってたんやけどなぁ」
「まぁ、和也だったら知ってるんじゃねぇのか?」
そう望はぼそぼそと言うと、体を横に向ける。
それを聞いた雄介は、その望の言葉がヒントとなってしまったのか、こっそりと和也へとメールするのだった。
その間、望に何もして来ない雄介。 望はそんな雄介の姿に不思議そうに見ていた。
そして暫くしてから、雄介は突然大きな声を上げると、
「なーんや! そういう事やったんかいな!」
どうやら和也から写真付きで何かが送られて来たらしく、それを見てどうやら雄介は納得したようだ。
「まずは……これな……」
雄介は携帯を持ちベッドから降りると、この部屋の中にある道具の中から和也に教えてもらった道具等をチョイスし再びベッドへと戻って来る。
「望……先ずはコレを使ってお腹の中をスッキリさせてきてくれへんか?」
そう言って雄介は透明な液体が入った容器を望へと渡すのだ。
だが、それを知っている望の方はそれを見た途端に顔を真っ赤にし首を横へと振ってしまっている。
「望が一人で出来へんのやったら、俺がしてやるけど……。 まぁ、和也が言うには玩具を望の中に入れる感じで入れて、後は中身を望の中に入れるだけやって書いておるだけやしな。 ほんなら、望……俺に入れてもらうのと自分でやるのとどっちがええ?」
その雄介からの質問に再び首を横に振る望。
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