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ー平和ー116

 雄介は望の両足を掴むと自分のモノを望の蕾へと近付ける。  そして腰を進ませ中に入れようとしたのだが、久しぶりのせいであろうか、なかなか雄介のモノが望の中に入らない。 「慣らしが足らへんのかなぁ? ま、望の中は元からキツかったしな……」  雄介は望から一旦離れると、ここは例の地下室ということもあってか、そういう類の物は沢山揃っている。  雄介はある物を手に取ると、それにローションを垂らし、ゆっくりと望の中へと入れていくのだ。 「ちょ、雄介……! 何を!?」 「玩具や玩具……。 望は前に嫌いって言うてたかもしれへんけど、久しぶりに望ん中に俺の息子さんを入れようとしても入らへんかったし、玩具使うて、少し広げてからじゃないとアカンみたいやったしな。 せやから、今日はしばらく、これで我慢してな……」 「そ、そんなことしたら、俺、また、イく可能性が……ぁ! ……ある! ……ン」 「そん時はそん時やって……?」  雄介は今の望の言葉に何か思いついたのか、望の中に玩具を入れたままスイッチを入れベッドから離れると、部屋内をうろつき、ある物を見付け再びベッドへと戻って来る。 「あった! あった! これやこれ! この紐で望のムスコさんを縛ったら、イきたくてもイけないやろうし……ほんで、俺がイきたくなったら、一緒にイけばええねんやろ?」  雄介は望のモノに紐を結ぶ。 「ちょ、止めろ……イけないのは……キツいからよ……」  望はそう雄介に涙目で訴えるのだが、 「もう、三十歳超えておるんやで……いくら溜まってるからと言っても、そう何回もイけるもんやないやろ? これで今日は望がイくの最後にしたいし、ちょいとだけ我慢したらイかせてやるし……それに、イくの我慢した方がイけた時により気持ちがええって聞くしな」  その雄介の言葉に納得したのか望は何も言えなくなる。 「望の中、広げる間だけやから、少しだけ我慢してな……望んこと痛い思いさせとうないし、傷つけたくないしな」  雄介がそう言うと、部屋内は静かになって玩具の振動音だけが響き渡るのだ。

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