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ー希望ー58

「ん……」  望再び鼻から甘い息を吐くと、雄介へと視線を合わせ両腕を雄介の肩へと回し望自らも雄介の唇を重ねる。 「……望!?」  その望の行動に雄介は目を丸くしながらも雄介は雄介なりに今度は望の舌に舌を絡ませ、雄介の舌はやがて望の鎖骨や胸やお腹等を這い再び望のモノを口に咥えると動かし始める。  まだイったばかりの体は敏感で再びイきそうになるのを望は堪えているようだ。 シーツをキツく握り堅く瞳を閉ざしているのだから。  そんな望に気付いた雄介は、 「そないな顔しとるけど……望は、もう、限界なんか?」  その質問に望は首を縦に振る。 「達ったばっかりやったしな。 望もまだまだ元気やっちゅうことやな」 「……アホ……お前だからに決まってるじゃねぇか……」  望は瞳を潤ませながら雄介のことを見上げる。 「……そういうことかいな。 ほなら、今度は一緒に……やな?」  雄介は望のモノから口を離すと、 「せやけど、先に望の中を慣らさなぁアカンよな?」  雄介は手にローションを垂らし、それをゆっくりと望の中へと挿れるのだ。 「ちょ、ぃ……」  久しぶりの行為に痛いのか、痛いという意味でも足を突っぱね、背中を反らせる望。 「久しぶりやから、痛いのか?」 「ん……ちょっとだけ……だから……ゆっくり……な?」  そう言いながら息をゆっくりと吐き雄介の事見上げる望。 「大丈夫やって……望のこと傷つけたぁないし……今日はゆっくりな……」  ゆっくりと指を挿れ、ローションで望の中を濡らしていく雄介。  すると直ぐに望の口からは甘い声が漏れてきた。 「ぁ……ん……大丈夫……」  それを合図に雄介は指の数を増やし、ゆっくりと望の中を慣らすと、 「そろそろ、大丈夫そうか?」  その雄介からの質問に望は頭をコクリとさせる。  雄介は望の中から自分の指を抜くと望の足と足との間に体を入れ望の膝の裏を抱えると、ゆっくりと雄介のモノを望の中へと挿れていく。  最初、望は指とは違う大きさに顔を歪めたのだが、その大きさに慣れ雄介が動き始めた頃には望の口から再び甘い声が漏れ始めるのだ。 「ん……ハァ……ぁ……!」  すると急に望は体を跳ねられせる。  きっと望の中で一番いい場所に雄介のモノが当たったのであろう。

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