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第6話*
「ど、どうでもいいだろ! そんなことより早くしろよ!」
説明するのも気恥ずかしくて、圭太は腰をくねらせて二人を誘った。我ながら大胆だとは思うが、今はそんなことを気にしていられなかった。もうあまり時間がないのだ。
「ハハッ……! まさか圭太から誘ってくれるとは思わなかったぜ」
剛志が改めて脚を抱え直してくる。
両膝を割られ、左右に大きく開かされ、解された秘所に剛志の欲望をあてがわれる。彼の先端は既に熱く濡れていて、鬼頭が肌に触れる度に蕾がひくひく動いてしまう。
(でもこれ、かなり大きくないか……?)
強引でいいなんて言ってしまったが、大丈夫だろうか。風呂に入った頃の記憶では、剛志のものは圭太より一回りくらい大きかった。今は勃起しているから、それよりも更に大きくなっているはず。
そんな肉の凶器が、こんな狭いところに入るんだろうか……?
「じゃ、そろそろ挿れるからな。なるべく力抜いとけよ?」
「っ……!」
肛門を押し広げるように硬い幹を擦り付けてくる剛志。思った以上に太くて長い。
さすがに怖くなってきて、圭太は泣きそうな顔で竜也を見上げた。
すると竜也は、片手でそっと目を塞いできた。
「圭ちゃん、初めて挿れられる時はあまり見ない方がいいよ。剛志くんのって無駄に大きいから、怖くなっちゃうでしょ」
「っ……」
「大丈夫。剛志くんが下手くそでも、僕ができる限りサポートしてあげるからさ」
「あっ……」
密かに震えていた股間を掴まれ、優しく上下に扱かれた。甘い快感がそこから沸き起こり、全身の力が抜けていく。
そこを見計らって、剛志がぐぐっ……と体重をかけてきた。
「っ……あ、ああぁッ!」
蕾を切り裂かれ、狭い小径を押し広げるようにずぶずぶと中ほどまで穿たれる。
想像を遥かに上回る激痛に、圭太は悲鳴を上げた。
「い、痛い! 剛志、痛い! 抜いて、裂けるっ!」
「悪い、ちょっと我慢な。最初は痛いかもしれないけど、後で絶対気持ちよくなるから」
「うっ、ぐ……やめ……ああっ!」
圭太にのしかかるように、強引に己をねじ込んでいく剛志。あまりの痛みに目から涙がボロボロこぼれ落ち、そそり立っていた男根も力を失ってしまう。いくら竜也が慰めてくれても、ほとんど役に立たなかった。
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