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第7話*
「ちょっと剛志くん、早くイイとこ見つけてあげてよ! 圭ちゃん、痛がってるじゃん!」
「わぁってるよ! ……おかしいな、この辺のはずなんだけど」
「あっ! やめ、動かないで……ひぃっ……!」
いきなり大きく腰を動かされ、身体が痛みに痙攣する。硬く縮こまっている肉筒を抉られ、剛直に絡み付いている襞を引き千切られ、内側から引き裂かれているような苦痛を覚えた。
「うう……っ、う、う……」
こんなの全然気持ちよくない。ただ痛くて苦しいだけだ。食いしばった歯の隙間から呻き声が漏れ、嫌な脂汗が滲んでくる。受け止めきれない苦痛に全身が強張り、だんだん意識が霞んできた。
「もー! 剛志くん下手くそすぎ! ちょっとどいてよ!」
見かねた竜也が剛志を蹴飛ばし、強引に圭太と引き剥がした。熱い楔が体外に出ていき、下肢を犯していた苦しみからようやく解放される。
だがホッと息を吐いた次の瞬間、圭太はうつ伏せに押さえ込まれ、尻だけ高く抱え上げられてしまった。
「!? た、竜也、何……?」
「バックから挿れてあげる。初めての人はこっちの方が楽だからね」
「なっ!? う、うそ……ちょっと待って……!」
解放されたと思った矢先に竜也の欲望を尻に当てられ、圭太はフローリング上でもがいた。力の入らない指先で床を引っ掻き、必死に竜也から逃げようとする。
またあんな痛みを味わわなければならないのか。もう嫌だ、勘弁してくれ!
「竜也、てめっ! 横入りすんのは反則だぞ!」
今にも挿入しそうな竜也を、今度は剛志が引き剥がそうとしていた。
だが竜也は少し怒ったような口調で、
「これ以上見てらんなかったの! このままじゃ圭ちゃん、可哀想でしょ」
「でも途中で入ってくるのはナシだろ!」
「ナニがデカいだけの下手くそは引っ込んでて。圭ちゃんが快感を覚えるまでは、剛志くん入って来ないでよ」
シッシッ、と邪険に剛志を追い払うと、竜也はもがいている圭太の腰を掴み、傷ついた肉蕾に圧をかけてきた。
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