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入院生活のはじまり

駿「ん、、、ここ、、どこ?」 目を開けた瞬間広がる白一面の天上 車椅子で寝たはずが、いつの間にかベットに横たわっている 駿「大吾くん、、、どこ、、、」 そして何よりさっきまで一緒にいたはずの大吾くんがいない コンコン 如月「失礼します あれ?もう起きてる おはよう駿くん」 駿「大吾くん、、は?、」 如月「水澤さんなら施設戻っちゃった なんでも駿くんのことでまとめなきゃいけない資料があるらしい」 駿「ぼく、、は? お家帰れないの?」 如月「今駿くんの体に必要なものが少ないせいで疲れやすくなったり体に力が入りにくいの だからここで完治するまで入院しようってことになったの 大丈夫?」 駿「いえ、、帰りたいグスッ」、 如月「今治さないとのちのち大変なことになっちゃうから僕達からすると帰すことは出来ない」 僕どうなっちゃってるの? どうすればいいの? 入院ってなに? 頭の中で色んなことがごっちゃになって、頭の中を必死に整理していると 如月「駿くん、、今は焦らなくて大丈夫 僕達が絶対に助けるから まずは仲良くなるとこらからはじめよっか」 この先生から施設長や大吾と同じ優しくて包み込まれる雰囲気がした 一気に緊張感が抜け、ベットから起き上がりそのままベットのすぐ横に座っていた如月先生の胸の中へ軽く抱きついた 如月「ふふ笑 じゃあ改めていうね 僕の名前は如月詩っていいます みんなには詩くんって呼ばれてます じゃあ次駿くんどうぞ」 駿「名前は八木駿です みんなからは駿って呼ばれてます、、」 如月「じゃあ僕も駿って呼ぼうかなぁー」 駿「いいよ!!」 如月「やった、、、 じゃあ次は駿と一緒の部屋の子たち紹介するね」 駿「僕大部屋?」 如月「ここの部屋は休憩室で使っててね、 普段生活する場所は3人で1部屋の中部屋 だから駿のルームメイトは2人! 紹介終わったら今日はここの入院病棟案内するね」 駿「先生は診察終わったの?」 如月「あー、診察なら他の先生に任せたから大丈夫!」 駿「そうなんだ、、」 如月「じゃあいこっか」 先生は僕を抱き上げて、そのまま車椅子に乗せてくれた 普段は自分でこいでるけど、今日は先生に甘えたくて、先生に車椅子を押してもらった ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 入院病棟はカードキーらしく、如月先生はカードキーをかざして中に入った 中には講話スペースやナースステーションがあったり、特別室と書かれたドアが何個もあったり、広々とした感じだった その奥をいくと、病室が対面で6室あって僕の病室は1番手前側だった コンコン 如月「入っていい?」 「うたくん?入っていいよー」 如月「じゃあ入るねー」 先生がドアを開けてくれて中に入ると、 1人の男の子がベットに座り、ゲームをしていた 「あれ?新しいこ?」 如月「そう、今日からルームメイトになる八木駿くん」 陸杜「どうも大杉陸杜です 年齢は16歳です」 駿「あ、、えーと、、八木駿です 年齢は同じ16歳です」 陸杜「え!!一緒なの? これから宜しくね!!! 八木駿でしょ? じゃあ駿って呼ぶね 俺のことは陸杜って呼んで」 駿「はい、、りく、と、、」 陸杜「そうそう!! 敬語もなしだよ」 駿「うん!!」 如月「あれ?恭一は?」 陸杜「恭ちゃん柊先生にしごかれて泣いて帰ってきた 今はね疲れて寝てる」 如月「あ、そうなの? じゃあまた今度でいっか」 陸杜「うん、多分ねもう少しで起きるよ」 如月「じゃあまた来るね 駿くん、次はスタッフステーションいこっか」 駿「スタッフステーション?」 陸杜「ここの科のお医者さんが普段いる場所 あそこに近づく時は気をつけた方がいいよ 特に桜羽先生には気をつけて!!!」 如月「ちょ、そんな事言わないの笑 駿くん、気にしなくていいから!!」 駿「はい、、、」 先生と一緒に部屋を出た 先生は歩きながら通った場所の説明をしてくれる 如月「ここはね、誰でも使える講話スペース 基本的にテレビみたりする時はここね あ、あと他の病室の子と話したい時もだいたいはここからなぁー で、ここは特別室 先生たちから課題があったときに病室でやりたくなかったら自由に使えるよ! ただ、一応使う時は名井先生に言っといてね」 駿「名井先生、、、?」 如月「うん、ここの先生は1班2班って別れてて唯一名井先生はフリーなの だから特別室の所有権は名井先生にあるんだ」 しれっとここにいる先生の話をし始めた頃スタッフステーションに到着した

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