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説明②

如月「じゃあ今から駿の病気と治療について話してくね」 駿「はい、、」 如月「まずこれ見てほしいんだけど こっちが元気な人の資料 で、こっちが今の駿の資料 どこが違うかわかる?」 駿「うーーん、、、あ!! ここ、僕の数字、低い!! あってる?」 如月「正解!! 駿はこのテストステロンが極端に少ないテストステロン欠乏症にかかってるんだ」 駿「テスト、、ステ、ロン?ってなーに?」 如月「簡単にいえば男性ホルモンのこと 駿はテストステロンが少ないから疲れやすかったり、力が入りにくかったり、性的要求が低下してるんだ」 駿「せい、てきよ、きゅう、、、」 如月「そう、、 駿は精通してる?」 駿「せい、、つう、、わかんない」 如月「そっか、じゃあこの陰茎から白いなにかでたことある?」 駿「うーん、、えーと、、、しろい、、 しろ、、ハァー、はぁー、ヒュー、こわい、、ハァーハァーハァーハァー、ごめんなさい、、ハァー ちゃんと、ハァーハァー、、やります、、はぁー」 如月「!!!? 駿、ちょっと苦しいねー ちゃんと息できるようにしようね 桜羽先生のことよくみてー」 桜羽「しゅーん、先生の声聞こえる? 聞こえたら手ギュッてしてね」 駿「ハァー、ハァー、こわっ、、はぁー(ギュッ)」 桜羽「えらいねー、じゃあ一緒に呼吸しようね。はい吸ってー、はいてー、吸ってー吐いて」 駿「はぁー、ハァー、ハァーヒュー、、はぁー、、 スー、、はぁー、ハァーハァー、スー はぁー、、スー、、はぁー」 如月「頑張ったねー ごめんね嫌なことを思い出させちゃって」 駿「·····(ギュッ)しろいの、、僕のおしりからいっぱいでてくるの、、怖い、、 お父さん、僕のおしりにちんちん入れてきて、、ハァー、はぁーハァー、、ハァー」 如月「一旦お話やめよっか。 話してくれてありがとう。 ちょっと休もっか。お目目つぶっていいよ」 駿「どこも、、ぃっちゃダメ、、ハァーハァー」 如月「わかった。ずっと抱っこしててあげるから(トントン)」 俺が駿の背中を優しくトントンして数分後 桜羽「駿ねたっぱいよ ちゃんと寝息はいってる」 如月「あー、やっぱり? ちょっと重くなったなーとは感じた笑」 柊「ここまでパニック障害を患ってるとは」 七瀬「駿どうしたんですか?」 如月「そういえばまだ七ちゃんには話してなかったよね 実は········ らしいんだよね」 七瀬「じゃあさっきも、、」 如月「多分」 七瀬「あ、あと大吾くん?って誰なんですか?今日駿が言ってたんですけど」 如月「大吾さんは駿がこないだまでいた施設の職員さん 唯一駿が心を開いてる2人のうちの1人だって」 七瀬「だからか、、、」 桜羽「精子思い出しただけでも過呼吸って、、見たらやばそうじゃね」 如月「たしかに、、、 極力見せないでやるとか?」 柊「いつかは見せなきゃ一生退院できねーぞ まずはトラウマ克服から始めないと」 桜羽「克服ねー、、、ざっと3年?笑」 如月「だよねー、、、 ここは強制突破しかない? これ以上症状続くと本人も辛いでしょ ましてや、足も動かないんだったら不便でしょ」 柊「だよなー、、、、 よし、明日精通してるのか 陰茎を触ってイけるのか、、 後ろ触っても平気なのか確かめるか」 桜羽「どうやって、、?」 柊「俺が治療するから詩はケア+呼吸のアシスト碧生は体固定+俺のサポートよろしく」 桜羽&如月「了解」 柊「七ちゃんは2班と湊先生と一緒にいつも通り治療しといて、明日は恭一はバイブ1、他は2いれてちょくちょく見に行くだけでいいよ」 七瀬「はい」 桜羽「ちょっと気になってたんだけどさ、 駿って高一のわりに話し方幼いよな」 如月「うん、、 多分小学校まともに通えてなかったらしいからそれもあるのかな、、 あ、あと水澤さんっていう駿と一緒に来た職員の人も穏やかな話し方の人だから、無意識に甘えた感じの話し方になっちゃうのかなぁーって」 柊「ふーん、、、」 駿「ん、、、おはょ、」 如月「おはよう、大丈夫?疲れてない?」 駿「うん、、、 お話なんだっけ?」 如月「あー、お話はもう終わり。 今日はお部屋戻って大丈夫だよ!! あ!午後水澤さん来るみたいだよ!」 駿「大吾くん来るの!? やった!! 早く午後にならないかなぁー(ニコニコ)」 柊「そんなに好きなんだ」 駿「うん!! 大吾くんはめっちゃ優しいの。 僕がお父さんのこと思い出してもいつもそばにいてくれるしー、僕のことなんでも知ってる! 僕のお兄ちゃんなんだーー」 桜羽「そっか、、 早く来てくれるといいな」 駿「うん」 如月「じゃあお部屋戻ろっか!!」 僕は駿を病室まで連れてった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 陸杜「あ!駿帰ってきたー おかえりー」 駿「ただいま笑」 恭一「あれ?詩くんも一緒なんだ」 如月「ごめんね 今日2人検査は?」 恭一&陸杜「今日は休みの日!!」 如月「あれ、そうだっけ?」 恭一「もう、週一の楽しみ奪わないでね!! あ!今陸杜とゲームしてるんだけど、駿もやる?」 駿「駿もやる!!! いい?」 如月「疲れたら休憩してね」 駿「うん!!」 如月「ふたりもねー」 2人「はーーい」 楽しそうな3人をおいて、僕は病室をでた

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