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第9話
【暖サイド】
晴れてサックスパートに配属され念願のテナーサックス!!!
3年パーリー「暖は※アルトかな」
※テナーサックスよりひとまわり小さいサックス
暖「アルト!?テナーは?」
3年「酸欠でぶっ倒れてたじゃん笑。大きい楽器は無理だよ」
サックスパートに配属された一年生は7人
2年生の先輩は4人、3年生は5人
一年生には1人ずつパートナーと呼ばれる指導の先輩が付いてくれるらしい
3年パーリー「暖は……速水でいっか」
<<<なぬ!!!速水先輩だと?>>>
速水「無理っす」
<<<振られたぁぁ!!>>>
3年パーリー「なんで」
速水「ど素人相手してる暇ないです」
暖「んなっ!!」
3年パーリー「どう見てもお前が1番暇してる」
速水「じゃあテナーの1年2人誰が面倒みるんすか?」
3年パーリー「速水」
速水「パートナー3人付くんすか?」
3年パーリー「そう。テナーの1年経験者だから問題ないだろ」
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1年「よろしくお願いします」
速水「よろしくー。。。」
速水先輩めちゃくちゃめんどくさそう
1年「何したらいいですか?」
速水「あーー。じゃあ……グランド走ってきて」
1年「え??」
ん!?ランニング?!外出られるの!!やった!
1年「何周ですか?」
速水「俺がいいって言うまで」
<<<エンドレス ランニング!!>>>
暖「分かりましたー!!行ってまいります!!」
1年「おい!置いていくなよ!なんで嬉しそうなんだよ」
速水「いってらっしゃい(1人時間確保)」
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数十分後……
2年「速水、お前のパートナーの1年野球部に混ざってランニングしてるけどいいのか?」
速水「やべ……忘れてた。」
2年「しかも暖がなぜか先頭走ってるし笑」
速水「……何やってんだあの子…」
暖「いっち!にー!!」
※元野球部エースなためランニングは朝飯前
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1年「ゼーゼー ゼーゼー」
暖「速水先輩!!次は何しましょう!!」
速水「お前元気だな笑。」
暖「うっす笑」
速水「1時間後に1年の基礎合奏があるから各々アップ。暖は俺とアップしよ」
<<<2人きり!!>>>
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