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第13話
【暖サイド】
速水先輩を怒らせてしまった……
あれから寮に戻って来たら眠くなってしまって寝てしまった……
『あぁぁあ///はぁぁん』
フルート元気だよな。
夕飯食べに行こうかな……でも速水先輩怒らせたままだとなんか食欲でない
ガチャ
「トイレ借りるぞ」
暖「どうぞー」
…………!!
暖「速水先輩!!なんで!?」
速水「なんでって、草野のところにお邪魔してるから」
※草野先輩とめっちゃ仲良し、クラスも一緒
暖「ほーーー」
・
・
・
ジャー!!
暖「///背徳タイム」
速水「お邪魔しましたー」
暖「速水先輩!!!!」
僕の大声に驚いたのか草野先輩が扉から顔を覗かせた
『あぁぁん///』
3人「…………。」
フルートよ……タイミング考えてよ
速水「何?」
暖「あの……///」
草野「暖もあれやってみたいってさ」
『ぁぁああ///』
<<<なぬ!!!>>>
速水「やりたきゃうちのパーリーに相談しろ」
暖「違います!!今日…呼吸練習したくないとか…生意気なこと言っちゃって…」
速水「おぅ。沢山反省しろ」
暖「ちゃんと呼吸練習するから指導して下さい……」
速水+草野「…………」
速水「俺とDキスしたいってこと?」
暖「ん!?」
草野「いや、だからうちの学校の呼吸指導法あれだぞ?」
『あぁぁあ///あん///』
暖「かーーー///」
<<<そうでしたーーー!!!>>>
速水「だからやりたきゃうちのパーリーに」
草野「あんまりツンケンすんな笑。お前の悪いとこ出てるぞ」
バタン!!!
暖「あっちょっと!!」
草野先輩が自室に戻り、速水先輩と2人きりに……
・
・
・
暖「…………あの…僕…前もいいましたが…キスしたことなくて……雰囲気の持って行き方とか…何というか……先輩をどのようにリードしたらいいのか……」
バサっ
暖「!!!!!」
速水「なんでお前がリードすんだよ笑」
ヤバい……ドキドキが止まらない……鎮まれ……
速水「はぁはぁしない。呼吸は深く」
暖「はい!!」
速水「暖は俺の言うことを聞く」
暖「暖は俺の言うことを聞く」
速水「………お前なんなのマジで笑」
チュッ
暖「///」
うそ……///
速水先輩のサラサラとした前髪が顔に触れて少しくすぐったかったけど、あの時と一緒で優しくトロけるようなキス……
やっぱりあの時のって……
速水「暖もしかして勃ちやすい?笑」
暖「んな///」
キスに気を取られてて速水先輩の右手が股間に伸びてきていることに気がつかなかった
優しく撫でるようにズボンの上から触られムクムクと反応してしまう……
もっと…触っていてほしい……
速水「ふっ笑。冗談」
暖「えっ」
速水「やらねーよ笑」
暖「……あっ…ですよね……」
速水先輩も草野先輩と一緒でやらないタイプだ。
しかしドキドキしてしまった……顔面国宝のイケメンさたるや……恐るべし
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