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第14話
【暖サイド】
中途半端にされたからちんちんムズムズする……
あの後速水先輩は草野先輩の部屋に戻って行っちゃって、僕は速水先輩に押し倒されたままベッドからしばらく起き上がれなかった
暖「///」
速水先輩の唇……柔らけぇ……
暖「!!!」
あっぶね!無意識にちんちん触っちゃった///
誰にもバレてないよな……
ガヤガヤと賑やかな食堂
先輩後輩関係なく好きな席で食べられる食堂はオシャレカフェみたいで男の城には少々不似合いな空間
しかし、男の子だってオシャレカフェは好きだからな笑。食堂大好き♪
『みーつけたっ!』
高校生とは思えないくらいフェロモンを放つ人物……
サックスの先輩ではないよな……たくさんいるからまだ把握してないんだよな
「こんばんは」
暖「こんばんは……」
隣のテーブルに夕飯のトレーを置き、イスを少し近づけてニコニコと顔を覗かれた
めちゃくちゃいい匂い……
甘酸っぱいベリー系の香水がほのかに香り高校生と思えぬ色気にちょっと後退りした
「星野 暖君だよね?」
暖「はい……」
「隣の部屋の工口です」
隣の部屋?
………となり!!?
暖「あのエロエロボイスのお隣さん!!!」
シーン、、、
やべ。
僕の声で静かになる食堂……やってしまった。本人に向かってエロエロボイスなどと……!
「そうそう笑。エロエロボイスのお隣さん」
暖「んな!!」
認めた!サラッと認めたよ!
「毎日ごめんね?アンアン言わせるの得意なんだよね」
キャー!!なんの躊躇いもなく本人自ら
暖「///」
「可愛いー!照れちゃったの?笑。噂通り顔は可愛いしお尻はガッチリさんだし、ピュアボーイだね」
<<<一体だれがそんな噂を流しているんですかっ>>>
暖「………///」
「今晩どう?最初は痛くはしないからさ?」
暖「!!!!」
<<<最初はとは!?>>>
サックスパーリー「おい!うちの一年にまた手出してるだろ」
工口「またとは?笑」
サックスパーリー「毎年毎年サックスの後輩に手出してるだろ」
工口「人聞きの悪い笑。全パートだよ★」
お隣のエロエロボイス先輩ことフルートパートリーダー工口 先輩
間違えてもエロ先輩と読んではいけない。
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