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第18話
【暖サイド】
後々速水先輩から聞いた話によると、要 先輩は根っからの管理好きらしく、サックスパート全員の食事内容、夜のレッスン状況チェック、消灯21時ルールもサックスだけらしい
一通り一年の管理も軌道に乗り、僕が最後らしくそれはそれはやる気に満ちているようだ
呆気なく僕は要先輩の蜘蛛の巣に引っかかり管理がスタートしてしまったらしい
僕スケジュール通り動くの苦手で…初日からズレズレで自主練する時間なくなっちゃった
帳尻を合わせるために、【20時速水先輩の部屋】だけは実行するべく、速水先輩のお部屋前に19:50に着いた!
………速水先輩の部屋前なんで人多いんだ?
暖「………とりあえず並んでみた」
部員「速水先輩いつ戻って来るかなー」
ん?いないの?
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【山下フロア】
パンパン パンパン
速水「ハァハァハァ…ギブ。ギブ」
山下「昨日俺のレッスンサボっておいてもう逃げるのか?」
パンパン グチュパンぐゅパン
速水「あぁ///そこはァ痛いです…」
山下「前立腺気持ちいいだろ?」
速水「アァァァ///痛いっ……ゆっくりぃ…」
パンパン パンパン
【20:00】
♪〜♪〜♪〜
速水「あっ鳴ってる」
山下「こら、集中しろ」
速水「あゔ///」
パンパンパンパン……
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20:10
速水先輩来ない……
暖「!!!!」
と思ったら速水先輩登場!
なんなんだあの色気!!なんかちょっとおつかれな顔でアンニュイな感じと乱れた髪のせいで色気が増している
速水「みんなごめん、明日部活の時楽譜読んであげるから今日帰って」
部員「はい///」
速水「暖はおいで」
おいで///
他の部員の視線が痛いけど……僕速水先輩のパートナーだもん♪♪
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暖「おじゃまします……」
やーば……速水匂……柔軟剤か?香水か??まさか体臭///
爽やかな香りがするぅ///
速水「ベッドに横なって」
<<<いきなり!!!>>>
暖「……先輩心の準備が…///」
速水「何期待してんだよっ。呼吸教えるだけ」
暖「あっはい。(でしたでした)」
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って……たしか20分程前に言われたような??
なぜ僕は下着を脱いで足を広げているのでしょうか
速水「あんまりこの方法好きじゃないけど、暖呼吸ド下手だから方法変えるー」
暖「はい。」
速水「両手お腹の上ー」
暖「はい」
速水「ゆっくり息吐いてー。」
暖「ふぅぅ」
速水「たっぷり息吸う」
暖「はぁぁ!!」
速水「長く息吐く」
暖「はぁぁぁ!!」
チクッ
暖「あゔ!!」
息を吐いているとチクッ肛門に痛みが走りギュッとお尻に力を入れた
速水「力抜け!呼吸止めるな」
暖「痛い!!」
速水「俺の指示通り出来ないから痛いんだよ」
ドS速水め……
僕がノーマルの呼吸練習が下手だから痛みを与える呼吸練習に変えたらしい
速水「痛いの嫌ならしっかり呼吸ー」
とんでもない練習方法じゃないかぁぁ(グスン
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