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第13話 結婚?
ロジは凄いヤキモチ妬きなのか。なんかずるいよね。自分はサリナのオッパイを揉みしだいて乳首も吸ってたよ。でも僕にヤキモチ妬くなんて嬉しいな。
「痛っ。」
ロジに乳首を咬まれた。そしてまたキス。ロジの手が身体を弄る。もう始まったの?
セックスというよりお互いの肌を合わせるって感じ。
「あーん、ベッドで裸で抱っこして。」
僕はロジを挑発する声を出す。
1日の大半を裸で弄り合いながら過ごす。朝も昼も夜も、ロジの身体の匂いと共に過ぎて行く。肌の匂い。こんなにも惹かれるロジの匂い。
「服を着る暇が無いよ。」
「ミトは家に帰らなくていいのか?
私が仕事を手伝ってもらってる事にしようか?
給料を払おう。」
「うちの母は全然気にしないから大丈夫。
ちょっと連絡だけ入れておくよ。」
「このまま一緒に住んで、お母さんに、結婚の承諾をもらおう。同性婚は認められていないが、関係ない。おまえを誰にも取られたくない。」
嬉しくてロジに抱きついた。
母親に会う事になった。
「私はミトを愛しています。私はゲイなんです。
ミトを大切にします。一緒に暮らすことをお許しください。」
お母さんは
「ミトは25才です。
自分の事は自分で決めなさい。
わが息子がゲイだったことは興味深い。
幸せにしてね。泣かせないで。
引きこもりだったから年は25才でも、中身は中学生のままみたいな息子だから、よろしくね。
世間知らずなの。」
晴れて僕たちは一緒になる事になった。
ロジが僕を宝石屋に連れて行って指輪を買った。
「私のものにするための手錠だよ。」
ロジの目が笑ってない。怖かった。
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