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第26話 4人
僕が驚いているとサリナがウィンクした。
「彼君はなんとお呼びしたらいいですか?」
ロジの問いに
「藤田國士(ふじたくにお)と言います。
サリナにプロポーズしてるんだけど、今夜は決めたい。
皆さん応援よろしくお願いしますよ。」
「だってクニオは面白くない。
良いところのお坊ちゃんだから、サプライズがない。」
サリナはロジの手を取りながら、そう言ってロジにキスした。
クニオと呼ばれた人はものすごくマッチョで筋肉モリモリ、でも顔は優しげな醤油顔だ。
ハリウッド映画に出たらモテそうなブルース・リーみたいな人だ。
「クニオは暇人だから筋肉ばかりつけちゃって怖いわよね,ミト。」
「そんな事ないよ、筋肉素敵だ。僕憧れちゃうよ。」
ロジに睨まれた。
クニオはサリナの肩を抱いてキスした。
「隣のベッドを使ってください。君たちの分もバスローブとか用意させたから。」
意外とロジが優しい。何か魂胆がありそうだ。
「クニオはノーマルなセックスしかしないのよ、つまんない。
今日はロジ先生のアブノーマルを研究しましょ。私と結婚するのなら何でもしなくちゃいけないのよ。」
サリナがクニオの服を脱がせながら言った。
「ミト、おいで。愛し合う所を見せてあげよう。」
「え、ロジ、見てる前でするの?」
もう、ロジの手が僕のバスローブを脱がせにかかった。ペニスが固くなってるのを見られてしまう。ロジが慣れた手つきで擦ってくる。
「ロジ、待って。いきなりそれを擦らないで。
いつもみたいに優しく舐めて。」
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