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「あひっ……あん! あっ、あっ、あぁぁ! いぃ……くぁあっ!」  ズチュズチュと指を抜き差しする淫らな音が森に響く。  すっかりオレの進入を許してしまったおっさんは、四つん這いになって己の指で快楽に耽っていた。  昨日は蕾に触れるのにも抵抗があったように見えたのに、一度後ろでイク快感を覚えたせいか、今日は動きに迷いがない。伸び放題のヒゲにヨダレを垂らしながら、三本の指を引っ切りなしに動かしている様は淫乱そのものだ。  おっさんの気分が高まっているおかげか、射精前にもかかわらず精気の気配が漂ってきた。オードブル代わりかな。 「あぁ……んっ、あっ! あっ! あんんっ!」  淀みない喘ぎ声に、オレも楽しくなってくるが、どこか物足りない。  やっぱ肉棒がないのはキツいよ……。  このっ! 体に(みなぎ)る! 情熱を! オレは解き放ちたいんだ……っ!  でも今のオレにあるのは、ぷるるんっと弾むゼリー状の体だけ。  何故か上にはヘビが乗ってるが…………コイツでも使うか。  おっさんも指だけじゃ物足りなくなってきてるだろ。  ヘビをピンク色の体で包み込んで伸ばす。はじめて会ったときは抵抗してきたものだけど、今となってはヘビもされるがままである。本当、コイツどうしたの?  トコロテンがそんなによかったのだろうかと、ついでにヘビの小さなアナルにもゼリー状の体を挿入した。  するとヘビはもんどり打って果てた。放出された微量の精液をおいしく頂く。 「ぁ……ぁあ……なん、だ?」  顔から突っ込んでしまうとヘビも苦しいので、ヘビの尻尾を持っておっさんの体を改めて這った。オレの新たな動きに、何をする気だとおっさんがこちらを見る。 「おい、それ……っ! 待てっ、そのヘビ、どうする気だ!?」  挿入する気です。  安心してくれ、ちゃんとヘビはオレの体で包み込んでるから。 「待て! やめろ! そんなもの挿れ……っ……ひぃぃ!」  尻尾がちょっと入ったぐらいで大袈裟な。  オレはおっさんに奥の方で感じる恍惚を教えてあげたいだけだ。本当は、硬くて太いので息が止まるぐらいガンガンに責めたいところなんだが、ないものねだりしててもはじまらないからな。 「ふっ……くっ……ぅぅ」  おっさんはアナルを絞ってヘビの進入を防ごうと試みる。しかし既にオレのゼリー状の体が中に入ってる状態なので意味をなさない。  多少抵抗はあるものの、ヌルヌルとヘビはおっさんの直腸を進んだ。

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