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ヘビ、よくやった……!
褒められたのが伝わったのか、喜ぶようにヘビは更に体をうねらす。
「おく……っ……あぁぁ! あっ! おかし……なるぅ……っ! あっ! あぁ、お尻、おかしく、な……っ……あぅぅうんん!」
呂律も回らなくなったおっさんは、果てた。
しかしドライでイッたようで射精はない。それでも濃い精気が溢れ、オレは満たされていく。あーおいしい。
でもまだだな。
「あっ! あん! まっ、待って……ひぁぁあん!」
お腹に余裕があるのもあって、ヘビの抽送を続ける。
射精なしでイッたということは、今おっさんの体は最高に熟れてるってことだ。
体を少し撫でられるだけでも感じるぐらい敏感になっているに違いない。
そんな状態をオレが放置するわけねぇだろ。
潤滑油代わりにおっさんの中に入れた分とは別に、オレのピンクスライムとしての体の大半は依然として形を保っている。
こうなれば総攻撃待ったなし。
総力戦だ! と言わんばかりに、オレはおっさんの下半身に張り付いた。
おっさんの竿をぐるりと一周し、亀頭に吸い付く。もちろん尿道口を責めるのも忘れない。
「ひっ、ぁぁあああ! イクっ、また、いくぅぅうっ! あぁぁあああ! も、もう許し……くっ、あぁん! あん! あっ! 止まらなっ……!」
陸に打ち上げられた魚のように、おっさんは地面の上を跳ねた。
しかしそんなことではオレからは逃れられないぜ。
既にベトベトになっている場所で、心機一転、おっさんの睾丸を体で転がす。
「あひん! はぁぁ、もうっ……あっ! あぁっ!」
いい声だ。
痙攣を起こし、掠れるおっさんの声に限界を察知しながら、オレは舐めるようにおっさんの下半身を動き回った。
「ひんっ……ひ…………」
おっさんが気をやり、失神した後は体中で放たれた精気を頬張る。
解放したヘビは、またオレの上へ登りとぐろを巻いた。君がそれでいいって言うなら、オレは止めない。
しかし……おっさんは気付いているだろうか? オレがあえて秘部ばかり責めていたことに。
はじめて会った人間だから、存分に後ろを開発してやろうと思ったんだよな。
流石におっさんが自分の手を使うことなくイキ続けたのは、オレも予想外だったが……。素質あり過ぎだろ、おっさん。
気を失ったおっさんは、片方の頬を地面に付けて倒れている。快感の責め苦から逃れたその表情は安らかに見えた。
決めたよ、おっさん。
オレ、絶対に肉棒を手に入れる。
そしてオレ自身の体で、アンタを悦ばしてやるんだ。
どうせもうオレなしじゃ生きていけない体になってるだろうしな。
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