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どうやらヘビは、アッサムに剣が突っ込まれるなら、レイには自分だと思っているらしい。単にヘビも混ざりたいだけかもしれないが。
それもいいだろうとヘビをゼリー状の体で包むと、彼は満足げに身を委ねる。
「ま、待てっ! アッサムにはこれ以上っ……っんぉぉ!」
はいはい、折角だからレイの下の口から閉じていこうなぁ。
棒状になったヘビの尻尾をレイの蕾へと挿入した。覚えのある感覚に事態を察したのか、やめろとレイは首を振る。
「ダメだっ……奥、はぁっ……くっ……ぅんん! あっく……ふっ……!」
ズルズルと直腸を犯されていく感覚に、レイは身悶えた。
相変わらず顔はヒゲもじゃだが、頬を真っ赤にしながら瞳を潤ませている姿は、とても可愛げがある。
「レイ様……! このっ……魔物めっ!」
ピンクスライムですが、何か?
レイの声音が変わったことでアッサムが睨んで来るが、上気した表情では意味をなしていない。
そんなに急かさなくても、ちゃんと相手してやるよ。
レイへの挿入を続けながら、刀剣の柄をアッサムの蕾に当てた。
途端にアッサムは焦り出す。
「なっ!? それは!? やめろっ……くぅっ、あっ! いや、だぁ……!」
またまた、期待してたクセに。これが欲しくて仕方なかったんだろ?
ピンク色のゼリーの力も借りて、刀剣の柄は簡単にアッサムの中へと飲み込まれていく。
「いや、いやだぁ……! あっ……ん! いや……っ……はっ、あぁぁん! ゴリゴリする、なぁ……!」
よほど硬いのがお気に召したのか、言葉とは裏腹にアッサムの蕾は大きく口を開いた。
訴えを無視してグルリと柄を回せば、アッサムは呆気なく快楽落ちする。
「はぁあん! いいっ、やぁあ! かんじっ……感じ、過ぎ、るの、こわいぃ! あっ! あっ! らめぇ……っ! いいっ、イクっ……イクぅん!」
ヨダレを垂らしながら喘ぐ姿は見覚えのあるものだ。やっぱり期待してたんじゃねぇか。
アッサムは背中を大きく反らせ、持ち上げられた股間は、既にカウパーでびしょびしょになっていた。髪色と同じ赤い陰毛でさえしっとりと濡れている始末である。
この好きものが。
催淫効果もあるだろうが、淫乱の素質も持っているに違いない。
しかしアッサムが啼いてくれるおかげで、レイもつられて声を上げ出した。
「はっふ……ぅんん! あっ! あぁ……! それ、以上、はっ……! おくっ、やめっ……ぁああ! 頭が、おかしくっ……なる……!」
ヘビの体を下の口で飲み込んだレイは、力が抜けたのか背中を地面に着ける。そのまま頭を振り乱したおかげで、伸ばされたままのグレーの髪に土がついた。
うん……本当は二人とも、オレの肉棒で可愛がってやりたいんだがな。
レイとアッサムの嬌声が重なるのを聞きながら哀愁を感じる。
今は物に頼るしかないオレを許して欲しい、と……。
「あぁん! かたいっ、硬いのっ……感じちゃっ……あっ、ぁぁああああっ!」
「ふぅ……っ……ぅぅっ……やめ、中で、動くっ…………ひっ、んおぉぉ!」
しかしながら体を痙攣させながら放たれる二人の精気は、極上においしかった。
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