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第75話
「ずっとしてて。」
「はぁっあ、っ・んぅ・・っ・・・な・・にっ・」
なぜかエプロンだけを身に着けた、中途半端な格好で
蓮ちゃんを見下ろしながら腰をくねらせる。
用意した夕飯をそのままで、
一週間ぶりのナマで感じる蓮ちゃんはすごくアツい。
揺れる身体に合わせて片方の肩からエプロンのひもが
ハラリとはだけると、
オレの気づかないところで控えめに、
けれどもぷっくりと勃ちあがる片方の乳首が露わになった。
「バングル。四六時中。俺と会ってないとき。ずっとしてて。」
「っぁあ・・あっんぅっ、んっ、っ・・・」
指を絡めて両手を繋いで、下から突き上げられる、
オクまで届くその太くて硬い存在に魅了されて、
愛しいヒトの言葉はよく聞こえない。
ナカにあるその場所に、
自分からそのおっきな蓮ちゃんを擦るようにして動けば、
全身に響く快感に背中が丸まって、
緩い刺激のナカでさらに頭が真っ白になった。
またがった状態でゆるゆると腰をゆらしていれば、
どこかしびれを切らしたように
今度は蓮ちゃんが腰をうねらせて、
「んぁあっ・・はぁっあっあ・・」
エプロンの薄い布に
自分の膨らんだ、濡れた先っぽがこすれた。
「ゃあっ・っ・・ぁあっあ・・・っ」
繋がるソコの強い刺激と、
先っぽがこすれるむず痒い、なんとも中途半端な刺激はたまらなく甘くて、
絡めていた片手を離すと思わず、
エプロンの上から自分でソレをぎゅうっと掴んだ。
「はぁっ・・ぁっあっ・・」
自分の知らないところで、
握った中央辺りにヤラしいシミが浮かび上がる。
「エロいことすんね。
ってか俺の言ってることぜんぜん聞いてねぇだろ杏野。」
「はぁっ・・あっ、っ、んっ・・きもちっ・・・」
聞こえてはいる・・・ただ・・・
確かに聞いてはいない・・・
「ったく・・・お仕置き」
蓮ちゃんは低い声でそう言って、
オレが握ったその先っぽを、
濡れた布の上から手のひらをつかってグリグリっと押した。
「ひゃあっぁあ、っんぁああ――・・・」
あまりに強すぎる刺激に握っていた手が離れると、
今度は蓮ちゃんがそれを強く握って上下に扱く。
「んゃぁあっあ、あ、っ・・・ぁあんぅっ・・」
さらにはそのまま激しく、
下からオクまで突かれて全身を揺さぶられてしまえば、あっという間に
頂点にたどり着いてしまう。
「んぁあぅ――っ・・っ・・・・・」
強く握られているせいで、
そこから吐き出させないままで、
頭ン中だけでイった。
腰から下だけじゃない、
ソコから全身に広がっていく快感に
ビクビク身体を震わすオレを知らんぷりで、
蓮ちゃんはさらに追い打ちをかけるみたいに激しく腰を振る。
「ひゃあっ――っ――・・・っ・・・」
イってる最中なのにオクをガンガン突かれれば、
今度は声も出せずに上半身が前に倒れ込んだ。
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