28 / 58

※開発

「やめろ!そんなもの口に入れるな!」 しかも今日は汗をかいた上に風呂は入っていない。 じゅぶじゅぶと音を立てながら、志貴は顔を上下させている。 未知の感覚。 俺は腰をそらしながら、喘ぐ。 「やめろ」とちゃんと口に出せているか分からない。 次第に射精感が高まり、「出るから離せ」と訴えても口を離さない弟の口内で吐精した。 その余韻で絶望に打ちひしがれながら震えていると、ちゅぽっと音を立てて志貴が口を離した。 「弟のフェラ、どうだった?」 考えうる言葉の中で、1番俺にダメージが出る言い方をしてくる。 「最低な気分だ。おい、飲み込むなよ。吐け」 志貴は睨み上げる俺にニヤッとすると、自分の掌にそれを出した。 「優聖が望むなら」 そしてその白濁を俺に見せつけた後、あろうことか俺の肛門に擦り付けた。 「は?お、おい、嘘だろ?」 さっきまでは虚勢で威嚇していたが、もはや次に自分の身に起こることを想像し、虚勢すらも崩れ去った。 ガタガタと体がふるえる。 当たり前だけど俺のソレは、恐怖のためか萎えて縮こまっている。 「強気な優聖も可愛いけど、怯えている優聖も可愛いね。俺しか見たことないんだろうな」 そして、志貴の大きい手が俺の肛門をこじ開け始めた。 「いっった…。お、おい、それ以上は本当にやばいって!」 足をばたつかせたが、指をグッと押し込まれると痛みで動くことができなくなる。 「暴れると怪我するよ。それに、じきに良くなるから」 そういうことじゃねぇ!と怒鳴りたいが、しりが気持ち悪すぎて黙って震えていることしかできない。 「やっぱり後ろって難しいな」 と志貴は探り探り、俺の肛門をいじっている。 最初ほど痛くはないけど、出し入れのたびに入り口が引きつれて痛みがあるし、おそらく1本しか入っていないのに圧迫感がある。 「んん…、気持ち悪いってば。やめろ」 「やめない。優聖が女とできなくなるくらい、教え込まなきゃいけないから」 「しね。…ひゃっ!?…あっ?なに!?」 不意に中の一点を押し込まれ、背中に電気が走った。 志貴は一瞬、驚いた顔をしたが、怪しく笑うと重点的にそこを攻めてきた。 その度に、俺の内側から無理やり勃たされるような重い快感が走った。

ともだちにシェアしよう!