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プジー※
左手でソコを掴んだまま、志貴は右手に持った細い棒のようなものを先端に近づける。
「まって…、なにそれ…」
俺は後ろの刺激に悶えながらも、見たことのない物体に目を見張る。
「プジーって言うんだって。
ここの栓にちょうどいいでしょ?」
栓って…、そこに入れるってこと!?
恐怖で暴れるが、そのたびに中で玩具が前立腺を押し上げる。
「やだっ、あっ…、やめっんんっ!?」
必死に抵抗するのに、合間に喘いでしまって、抵抗にならない。
「暴れるとケガする」と、志貴は俺の足元に乗った。
身を捩ってもほとんど動けない。
でも…、そんなのところに何か入れるなんて絶対に無理だ。
「本当はエネマグラも抜いたほうがいいんだろうけど、立たせてないと入れられないからなぁ」
志貴はぶつぶつ言いながら、その爪楊枝みたいな細さのプジーを俺の先端に入れようとしている。
ぐっぐっと少しずつ入れられる。
「いってぇぇ」
竿が焼けるように痛い。
「やだっ、やめてくれ!
助けてっ、痛い、志貴っ」
俺はしゃくりあげながら志貴を見上げる。
と、志貴の動きが一瞬止まった。
止めてもらえるかもしれないと期待した俺は、
「助けてぇ志貴ぃ」とさらに泣いて懇願した。
志貴は少ししてから溜息を吐く。
「俺が優聖を好きな気持ちを利用するなんてね。
酷いな…、もう手加減してあげない」
「え?」
俺は何か失敗してしまったらしい。
ゆっくり挿入されていたソレを志貴は思いっきり突き立てた。
ミリミリと音がしそうなくらいの痛みでそれが入ってくる。
もちろん、脳天を焼くような痛みと一緒に。
「あ”あ”っ!?い”た”い”!!
ちんちん焼けりゅっ!!焼き切れりゅ!!」
自分でも何を言っているか分からないが、首を振って泣き叫ぶ。
「焼けないよ。そんなに暴れたら本当に使えなくなるよ?」
俺とは打って変わって、志貴は冷静に突っ込みながら右手を動かす。
「ここ、引っ掛かりがあるな」と、引っ掛かってる部分を通そうと、何度も出し入れする。
「や”め”っ!?ちんちん壊れちゃうっ」
「壊れても、俺は優聖を愛せるよ」
もう何を言っても無駄だ。
けど、初めての尿道の感触は、自分の思考をドロドロに溶かしてしまうくらい強い刺激だった。
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