51 / 58
素直というか※
自分が回復するまでの間、玩具を使って優聖を責める。
動くディルドを突っ込むと、「やだっ!おもちゃ怖い!」と身を捩った。
が、スイッチを入れてしまえば、良いところに当たるのか喘ぎながら、よがっていた。
仰向けにした優聖の横に両手をついて、上から見下ろして優聖の反応を楽しむ。
玩具で良がる優聖を見ているだけで、時期に俺の息子は回復する。
「あっ…、やだ!これ、イってるのに止まらなっっ、んぅ…。こわっ、怖いっ。志貴ぃ」
優聖が涙目で俺の腕を掴んだ。
その瞬間、ぶわっと鳥肌が立つ。
もちろん、興奮する的な意味で。
泣きながら縋ってくるなんて反則だ。
本当に優聖を支配したみたいで、俺の独占欲が満たされて行く。
と、同時に元気になる俺のそこ。
優聖の中にある異物が途端に邪魔に思える。
「怖い」と言いつつ、しっかりと締め付けているそれを俺は性急に引き抜いた。
「ああっ」
優聖が体を反らして快感に耐える。
玩具の表面のボコボコが抜く時に引っかかるらしい。
「随分と気持ちよかったみたいだね」
ぐずぐずになっている孔を指で確認しながら聞くと、優聖は恥ずかしそうに唇を噛んだ後に、言わないとまた怒られると思い直したのか「きもちかった」と舌足らずに言った。
「言えてえらいね」と頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細める。
「ご褒美あげなきゃね」と言いながら、自分の先端を後孔に充てがうと、ヒクヒクと動いた。
「欲しいんだ」
「…っ、ほしっ…」
物欲しそうな顔でそう言った優聖に堪らなくなり、俺はまた性急に腰を沈めた。
「くっ…」
2回目なのに、さっきよりもぎゅうぎゅうに締め付けてくる。
早くも達しそうになり、慌てて腰を止めた。
「あっ♡…、あっ♡」
と、優聖は満足そうに腹の中の熱を感じているようだ。
なんなら少し、トんでいる気もする。
俺は不安になって、優聖な顔をぺちぺちと手で軽く叩いた。
「んあっ…、ごめっ。志貴のが入ると、俺、訳わかんなくなっちゃぅ」
「くっ…そ。今は喋んないで」
熱に浮かされたのか、今日の優聖は俺の欲しい言葉を言ってくれる。
普段なら嬉しいはずなのに、いざ言われて見ると、俺が持ちそうにない。
「…、ごめっなさっ」
優聖がしょんぼりとした感じで謝る。
優聖は悪くないよ、という意味でまた頭を撫でてやる。
それすらも刺激になるのか、「んぅ…」と気持ちよさそうに声を出した。
ともだちにシェアしよう!