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素直というか※

自分が回復するまでの間、玩具を使って優聖を責める。 動くディルドを突っ込むと、「やだっ!おもちゃ怖い!」と身を捩った。 が、スイッチを入れてしまえば、良いところに当たるのか喘ぎながら、よがっていた。 仰向けにした優聖の横に両手をついて、上から見下ろして優聖の反応を楽しむ。 玩具で良がる優聖を見ているだけで、時期に俺の息子は回復する。 「あっ…、やだ!これ、イってるのに止まらなっっ、んぅ…。こわっ、怖いっ。志貴ぃ」 優聖が涙目で俺の腕を掴んだ。 その瞬間、ぶわっと鳥肌が立つ。 もちろん、興奮する的な意味で。 泣きながら縋ってくるなんて反則だ。 本当に優聖を支配したみたいで、俺の独占欲が満たされて行く。 と、同時に元気になる俺のそこ。 優聖の中にある異物が途端に邪魔に思える。 「怖い」と言いつつ、しっかりと締め付けているそれを俺は性急に引き抜いた。 「ああっ」 優聖が体を反らして快感に耐える。 玩具の表面のボコボコが抜く時に引っかかるらしい。 「随分と気持ちよかったみたいだね」 ぐずぐずになっている孔を指で確認しながら聞くと、優聖は恥ずかしそうに唇を噛んだ後に、言わないとまた怒られると思い直したのか「きもちかった」と舌足らずに言った。 「言えてえらいね」と頭を撫でると、気持ちよさそうに目を細める。 「ご褒美あげなきゃね」と言いながら、自分の先端を後孔に充てがうと、ヒクヒクと動いた。 「欲しいんだ」 「…っ、ほしっ…」 物欲しそうな顔でそう言った優聖に堪らなくなり、俺はまた性急に腰を沈めた。 「くっ…」 2回目なのに、さっきよりもぎゅうぎゅうに締め付けてくる。 早くも達しそうになり、慌てて腰を止めた。 「あっ♡…、あっ♡」 と、優聖は満足そうに腹の中の熱を感じているようだ。 なんなら少し、トんでいる気もする。 俺は不安になって、優聖な顔をぺちぺちと手で軽く叩いた。 「んあっ…、ごめっ。志貴のが入ると、俺、訳わかんなくなっちゃぅ」 「くっ…そ。今は喋んないで」 熱に浮かされたのか、今日の優聖は俺の欲しい言葉を言ってくれる。 普段なら嬉しいはずなのに、いざ言われて見ると、俺が持ちそうにない。 「…、ごめっなさっ」 優聖がしょんぼりとした感じで謝る。 優聖は悪くないよ、という意味でまた頭を撫でてやる。 それすらも刺激になるのか、「んぅ…」と気持ちよさそうに声を出した。

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