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第37話 ミカド②

 一緒に風呂に入る。足の先から身体中全部、丁寧に洗ってやる。手が滑って後孔から入れてしまいそうだ。ミカドの指がスグルの逸物を掴んで扱く。 「凄い、大きい、やっぱり長いね。思い出した。 ハジメのも大きくて長かった。  こんな所まで似るの?」  口でしてくれる。やっぱり上手だ。プロなんだな。 「寝た男のコレ、全部覚えてるんだ?」 「ハジメちゃんのは忘れられないよ。 仕事を忘れて本気で何度もイカされたんだから。」  何か、競争心がメラメラして来た。 (俺がハジメに抱かれたかったんだ。) 頭がグルグルする。  緩く誘って来る尻を両手で広げてローションを塗り込める。指を入れながら 「どうだ、俺のを入れてもいいか?」 聞きながら、もうゴムをつけた亀頭を入れる。 「ああ、キツい。締め付ける。いい具合だ。 おまえも気持ちいいか?」 腰を使ってグッと入れると 「もう、無理。それ以上入らないよ。 奥にぶつかってる。」  気持ちのいいポイントを押し進めてさらに奥にいく。S状結腸に当たるんだろうか。  最奥を探る。少し動きを止めてミカドの顔を見る。 「大丈夫か?苦しかったら止めるよ。」 「ううん、凄い。こんなに奥に来て、ボク壊れちゃうかも。」 「いいのか?気持ちいいのか?」  何故か、愛しさが、こみあげて来る。 これは彼の仕事の範疇を超えているだろう。  嫁にするか、もう二度と抱かないか、 そんな事を考えて射精した。

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