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ご褒美5
「……んーそろそろいいかな」
「うん……平気」
そんなことはないだろうが、亜樹が怒りで拒否しても困るので、必要以上に前立腺を触ることもなくほぐし終えた。
すっかり受け入れる準備の整った後ろだ。亜樹のはすっかり勃ち上がっている。もちろん俺のもズボンを押し上げている。
亜樹は終始、顔を隠したままだった。
「じゃあいれるね」
ローターにもたっぷりローションを垂らす。ピンク色が卑猥に艶めいている。
亜樹はどんな声を出すだろうなんて考えたらわくわくした。
亜樹の後孔に指を二本添えてくぱっと開く。
「ひゃっ、や、やだぁ……拡げないで……」
「入れづらくてさ」
少し腕をどけてくれた亜樹を見てにっこり笑う。その顔が不満げに歪められ、何か言おうとしたところで、ローターを一つ挿入する。
「ひぅっ」
「どう?」
「……な、なんか変な感じ……」
俺の指が届くところまでローターを入れた。もう二つ手にとってまたローションをかける。
「んー、そっか。二つ目いれるね」
「えっ……」
「大丈夫。気持ちいいだけ」
「ちょ、そんなはいら、あぅっ……」
二個目は先と同じように奥までいれる。最初に入れた方が押し込まれて奥まで届いたみたいだ。
それで最後の一個は前立腺のあたりで止める。
「気持ちいい?」
「……つめたい……気がする……」
「なら、これは?」
「ひゃッ、アンッ、やめ……」
前立腺のところにあるローターをぐりぐり指で動かしてみる。
亜樹の腰がびくびく跳ねる。
甘い声に俺の下半身はさらに熱くなった。
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