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蜜夜3

流石は姫野と言ったところか。フェラはかなりうまかった。視覚的にもこの体勢だと刺激が強い。 『ボクの番』と言っていたが、この状況でただ受動的でいられるだろうか。そもそもこちらに尻を向けた時点で、触ってくれということなのではないか。 俺は素早く視線を部屋に走らせる。枕元に見つけたハンドクリームを取る。掌に思い切り絞ると、指で適量を取る。 逸る気持ちを抑えて、姫野の蕾にそっと指を触れさせた。 「……んっ」 ぴくっと姫野の体が反応する。可愛いそれに俺は調子づく。 少し力を入れると、俺の指はするすると飲み込まれた。もう既に柔らかい。 「やっ……蓮くん、だめっ……」 平気だろうと俺は二本目もすぐに入れた。バラバラと中で指を動かし、前立腺を探ってみる。 男でも気持ちよくなれるところ、だっけか。 「ひあっ、やっ、れん……く……んぅう……」 「口止まってるぞ」 「だって……ひゃんっ」 見つけた。 喋らせようとしてるくせに、俺は前立腺をぐりぐりと抉る。姫野は俺の体に頭を投げ出し、快感を必死に殺している。 もはや俺への刺激は、やんわり握り込んでくる姫野の手だけだ。 「あぅんっ……、ずる、ヒァッ」 「俺だって姫野を気持ちよくしたい」 「ちがっ、ヤァっ……あんっ」 ひくひくと収縮する孔に薬指を伸ばした。 先の二本に合わせるように差し込み、くぱっと孔を拡げる。出来心でその中に息を吹き込んでみる。 「ひああっ……」 「おお」 「ばっかぁ……アッ」 姫野からお叱りの言葉が落とされる。

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