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夜の出会い7
「我慢しないでイッちゃいな」
「やっあっ! ひっ……んぁっ」
ぐちゅぐちゅという水音が大きくなる。ひたすら気持ちよくて、もう何が何だかわからない。
快感を与えてくるのは僕のを擦るコウさんの手のはずなのに、後ろを擦る指のようにさえ感じてしまう。
だらしなく開いた口元からはもう甲高い声しか出ない。
その内、目の前がチカチカしてきた。布団を両手で強く掴む。
「あっ……イッちゃっ……」
「うん、いいよ」
コウさんの指が僕の声に合わせて尿道をぐりっと抉る。足先がピンと伸びきる。
「ひぃっ、あっ……ああっ……!」
何回か体がしなって、白濁液が飛び出していく。普段からそこまでしないせいで、射精は長く続く。
コウさんは最後まで出させるように両手をどちらも止めなかった。
「んっ……あっ……」
最後の最後まで僕の口は声を出して。
全て出しきる頃には、僕は疲れ切ってしまっていた。
体を投げ出して、脱力する。疲れと急に襲ってきた眠気で視界が霞む。
「さて、と」
すると何やらコウさんは呟いて、僕の孔から指を引き抜いた。その指で僕の出した液を掬う。
二本に増えた指が辿り着いた先は、もちろん尻の間。
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