30 / 961

穢れた僕と9

机の上に乗ると、彼は目を細めて優雅に脚を組む。 そのまま黙っている彼を見て、僕はぱかりと脚を開き、中心を擦り始めた。 彼の目の前にちょうど僕の性器がある状態だ。 「んっ……あっ……」 我慢してはならない声が気持ち悪い。 それ以上に昂ぶって行く自分自身がいや。 最初の頃はこんなではなかったのに、薬を使われ、無理やり快楽を教え込まれた体は、今ではすぐに反応するようになってしまった。 醜くて、穢い、僕の体。 せめて早く終わればと擦る手を早める。僕もイッて、彼もイッたら終わりだから。 「アッ……んぁ……」 そうして完全に僕のものは勃ちあがった。 「待て」 そこにかかるひと声。 不思議に思って目の前の人物を見ると、机の引き出しを開け、中身を物色し始めた。 程なくして取り出された一本の紐。 「ぁ、やっ……」 嫌だ。 本能的にそう感じて僕は思わず脚を閉じる。 その様子を見て笑んだ彼は、瞳を動かしてどかせと命じる。そうなれば僕は従うしかないわけで。 そろそろと脚を開くと、彼の細い指先が僕の中心部に紐を結ぶ。綺麗に蝶々結びされたそれのせいで、僕はもう自由にイクことができない。 「続けろ」 ちらりと彼の中心部に目を向けると、まだそこまで大きくなっているように見えない。

ともだちにシェアしよう!