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夏の終わりに7

「汚れたら困るから、脱ごうか」 「脱がせてぇ」 「はいはい」 亜樹の体を膝から下ろし、万歳した腕から服を脱がす。ズボンも下着も抜き取ると流石に今の亜樹でも、恥ずかしそうにさりげなく体を隠す。 そんな亜樹を見つめながら、俺も服を脱いでいった。俺の素肌が現れるたびに亜樹は頬を染める。 こういうところも素の時と変わらない。 「そうた、ちゅうしよ」 「うん、ちゅうね」 でも俺の準備が整うと、大胆にも上に乗ってくる。 これなら頼めばなんでもやってくれそうだ。それこそ普段なら絶対にやってくれなさそうなことでも。 そう考えて、俺の中でむくっと意地悪したい心が起き上がる。先ほどまでの渋っていた俺は何処へやら、だ。 「ねぇ、亜樹。俺のお願い聞いてくれる?」 「お願い? いいよぉ」 ふにゃふにゃ笑って本当に可愛い。思わずキスするともっと笑うのも、本当に可愛い。 亜樹を前にすると俺は可愛いしか言えないんじゃないだろうか。 「じゃあ体回転させて、俺にお尻向けてくれない?」 「お尻……? こうかなぁ……」 上手く機能しない脳で亜樹が頑張って言う通りにしてくれる。 そして俺の目の前に亜樹の勃った性器と滑らかなお尻が差し出された。重力に従って、亜樹のから先走りが垂れてくる。 亜樹は快感に弱い。もうイキたくて仕方ないだろう。 「ま、待って、そうた……これ恥ずかしい……」 きっと俺の勃ち上がったものを見て、今の格好の全体像が想像できたんだろう。 言葉に合わせて亜樹の孔がキュッと締まる。 でももう逃がさない。せっかくこんなやらしいことしてくれたんだから、最後まで続けたい。 「舐めあいっこしようか」 「なめあい……? 颯太、気持ちくなる?」 「うん。俺も亜樹も気持ちよくなる」 「じゃあ、やる……」 亜樹はこういう状態に持っていって恥ずかしがったとしても、俺が気持ちいいとわかれば従う。おそらくいつも自分ばかり気持ちいいのだと勘違いしているのだろう。 俺としては快感に耐える亜樹や喘ぎ声を漏らしてしまう亜樹を見るだけで十分クるのに。 まあ、控えめで遠慮しいな亜樹だからこそこういうことを俺はできるわけで。全然そのままでいていい。 「んむっ……んぅ……」 亜樹が俺のものを口に含んだ。 大きく口を開けて全部包み込もうとしたり、舌で一生懸命に愛撫してくれたり、手も使ってくれたり。 亜樹が口を上下に動かすたびにお尻が揺れる。脚の隙間から亜樹の頑張る様子が見える。 「おっきくなったぁ……」 「亜樹っ……」 「んっ、ンンっ……」 亜樹がわざわざ報告してくれる。そういうこと言われると、もっと大きくなるんだけど。 でもやっぱりイクには足りない。酒のせいで全体的に力が弱めだ。 というか亜樹にばかりやらせて、そろそろ俺も奉仕してあげた方がいいかもしれない。亜樹の体力が尽きる前に。 顔の上で揺れる亜樹の可愛らしい性器を口に招き入れた。

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