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第138話 11-20(R18)
タイガはシャワーからあがるとカツラが好きなスポーツ飲料を手に取り寝室へと向かった。
ベッドにはカツラが裸で横たわっている。二人は先ほど愛し合ったばかりなのだ。
シーツからは形の良い長く白い足が太ももまで見えている。カツラは今肘をつきタイガのパソコンと睨めっこをしているため上半身は腰のあたりまでシーツがめくれあがっている。「カツラ、すごくセクシーだ。また抱きたい」カツラは男性だが、一糸まとわぬ彼の姿には妖精のような中性的な美しさがあった。すぐそばまで行かなければ女性と見紛 うだろう。
そして彼の体はしっかり大人なのだが、年を重ねるごとに失われていくはずの透明感やみずみずしさが今だに健在で、見る者を虜にする力を持っていた。
「そんなに楽しい?」
タイガは遠慮なくカツラの尻を隠していたシーツをめくり、現れた丸い形の良い尻を掴んだ。
その肌触りはすべすべで滑らかで柔らかい。ボリュームがある尻を太ももの付け根から割れ目へと手を滑らせ思い切り揉 む。
「タイガッ、邪魔するなって」
カツラは今タイガがダウンロードしたパソコンゲームに夢中になっているのだ。唯一隠れていた尻からシーツをめくり取られ、カツラの全てがさらされているがそんなことは気にする様子もなく、ゲームに夢中になっている。
タイガは目の前に現れたカツラの裸を目で堪能してから、カツラの尻を両手を使って左右に開き、先ほど自分を埋 めていた秘部を露わにさせた。
自分がやったことだがそれを目にしてすごいと思わず息を呑む。真っ白な尻の真ん中の秘部は薄い桃色で、そこには僅かにタイガが出した白い精液が滴っていた。たった今セックスをしたのだと一目でわかる。タイガはカツラの内側が与える快感を思い出し、股間を再び固くした。ここに指を入れたら中からもっと自分が出したモノがあふれ出ると思うとその欲求に抗うことはできなかった。タイガは尻を両方の手で優しく包む用に揉み、割れ目のてっぺんを優しくペロっと舐めた。
「んっ...タイガ」
気持ちよいのかカツラが反応した。
「いつまでゲームしてるんだ?俺をほっちらかしにしていいのか?」
タイガはそう言ってカツラの尻を揉みながら彼の背中にキスをした。
「もうちょっとだから」
カツラはタイガがシャワーを浴びる前からこの調子だ。ゲームがいい感じなのか片足を折り、視線はパソコンに真剣に向けられている。
子供っぽいその横顔にしばらく目を奪われ、またカツラの裸の体に意識を戻す。タイガは我慢できなくなり、両手でカツラの尻を左右に開き反り立ち固くなった自分をカツラの蕾にそのままゆっくりとしかし確実に押し入れた。
「んっ!!こらぁっ!タイガァッ!」
「ぐっ!!あぁぁ...カツラ...」
少しきついかと思っていたカツラの蕾の内側はタイガの愛液のせいか生暖かくヌルヌルとし、ほどよく締め付けがあり最高だった。タイガが侵入した瞬間キュウゥッと強く締め付けてきた。押し広げられた秘部からは内部にたまっていたタイガの白濁が滴った。
「いいよ、カツラ、ゲーム続けて。俺はこっち、楽しむから」
タイガはカツラに体重をかけないように上から優しく覆い被さり、彼の白い肩を甘噛みした。
自分とカツラが繋がった部分に意識を向けるとキュンキュンと締め上げられ、気持ち良くてたまらなくなった。
「あっ...、んっ!お前っ、あっ...」
クチュッ、クチャッ...
カツラが僅かに腰をくねらす度に音がする。タイガはまだ深く挿入したまま動かずにいた。気持ちよすぎてヤバイ、意識が飛びそうだとタイガの呼吸が荒くなる。カツラはずっとタイガを締め続けている。タイガの愛液とは別にカツラの蜜が内側に溢れ出してきた。タイガは内側のヌルヌル感が増してきたように感じた。お互い繋がった部分で溶け合い混ざり合ったようだ。
「あっ…、んっ…」
カツラが微かに喘ぐ。彼はまだゲームを続けているが、先ほどよりは集中力がなくなってきたようだ。
顔をカツラの背中に当て果ててしまわないように目を閉じていたタイガはカツラと繋がっている部分に視線を向けるため、カツラと一緒に膝をたてカツラの腰を持ち上げた。
カツラの愛液がカツラの太もも、カツラの分身に滴っていた。そして彼の尻はこれ以上ないほどつきあげられタイガに強く押し付けられている。カツラの蕾はぱっくりと開きタイガの根元までのみこみ次の刺激を待っているようだ。
「あああっ!もう無理っ!タイガ、腰動かしてっ!!」
カツラはパソコンの画面をバタンッと閉じ自らも激しく腰を動かし始めた。
パチュンッ、パチュンッ、パチュンッ、パチュンッ、パチュンッ、...!
「あああっ!いいっ!!あっ、んっ!くっそっ!ああああぁっ!!」
「カツラッ!!」
お互いの愛液を飛ばしながら激しく腰を動かす。
「タイガッ!すごいっ!あっ!!イクッッ!!あっ、あぁぁぁっ!」
「俺もっ!!」
その言葉通りカツラの締め付けがより一層大きくはげしいものになった。凄い痙攣だ。タイガは我慢せずに与えられた最高の刺激に素直に反応した。
「うっっ!!」
ドピュッッ!
さっきカツラの中で果てたにも関わらす、タイガはまたかなりの量をカツラの中に吐き出した。タイガはまだ抜かずにカツラを起き上がらせ背後からカツラをふり向かせキスをした。タイガの片手はカツラの分身を掴んでいた。
「んんんっ」
あまりの深いキスと下半身の敏感な箇所への刺激にカツラの吐息が漏れる。チュッと音を立て唇を離し見つめ合った。
「ゲームしててもよかったのに」
「タイガ、無理に決まってんだろっ」
カツラはふくれっ面をした。滅多に見せない表情だ。カツラは年上だがたまらなくかわいいとタイガは思ってしまう。
「愛してる、カツラ」
タイガからカツラにまたキスをする。
「俺も愛してる。大好きだ」
タイガの手はカツラの分身からカツラの上半身へとうつり、カツラの体をまさぐった。カツラの手はそんなタイガの手に重ねられている。好きにしていいというように。まだ深く繋がりくっついたままタイガが上になり横になった。そのまま今日はこれからどうするか時々キスを交わしながら会話をし、また愛し合った。
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