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第173話 14-13(R18)
「カツラ…これは!」
タイガはうつ伏せになったカツラのスラックスを膝まで下ろしたところで手をとめた。タイガは今、カツラの現れた尻から目が離せなかった。
「タイガ…恥ずかしい。そんなに意外か?」
「だってこんなの一度もなかった。これ…」
タイガはカツラの尻の割れ目に食い込んだショーツの布に指をかけた。今夜カツラの下着は黒いTバックだった。
「タイガ…。お前が喜ぶと思って。今日は特別な日だから」
カツラは恥ずかしそうに顔をシーツに埋 めながら話した。
「これ、持ってたのか?」
タイガは割れ目から腰周りのほうにショーツにひっかけた指を動かしながら尋ねた。
「人からもらったものだ。履いたのは今日が初めてだ。変な感じがする…」
「もらったって誰に?」
「店の客だ。もう随分と前で覚えていない。下着メーカーの人で…」
タイガの自分を見る濃い瞳に気づいたカツラは咄嗟に付け足した。
「女性だ。他の店員にも配ってた。店長にもな」
カツラの返事に満足したのか、タイガは丸出しになった形の良い尻に唇を這わせながら両手で包み込みながらもんだ。柔らかいが弾力がある。素肌は滑らかで手触りがいい。カツラからはまだほのかに石鹸の香がした。「今夜ずっとこれを履いていたなんて。エロすぎる…」
スタイルの良いカツラのTバック姿は見事だった。いつも見ている尻に布が食い込んでいるだけでこんなにいやらしく見えるなんて。足と尻の境目は美しく、肌に食い込んだTバックは丸みのある尻を余計に魅力的に見せていた。
タイガは改めてカツラのTバック姿を堪能する。「こんなのノーマルの男が見たって生理現象で挿つだろ。カツラは顔も体のラインだって綺麗なんだから」
身につけているのが際どいTバックだけのカツラの姿はその姿を目にした男を欲情させるのは間違いなかった。
タイガは自分の中に沸々と湧き上がった独占欲にまた支配された。桃のようにたわわな尻を両手でギュッと鷲掴みにし、甘く吸い付きキスをする。そして太ももと尻の境目を人差し指の爪でそっとなぞった。
「タイガっ、くすぐったい」
「カツラ、俺にもっと見せて」
タイガはカツラの内太腿に手を当てて足を上に上げさせカエルのような足の格好にさせた。カツラの尻の割れ目はひらき、下着の布を余計に食い込ませた。
タイガは両手で尻を揉みながら割れ目の周りを舌でチロチロと舐め始めた。そしてつぎには豊満な白い尻を吸ったり甘噛みしながら弄 んだ。
「んっ…、タイガっ」
「カツラ、めちゃくちゃ興奮する」
「気に入った?」
「すごく気に入った」
タイガはカツラの腰を掴みゴロンと仰向けにした。
タイガはカツラが普段ボクサーショーツをはいているところしか見たことがなかった。「このTバック、サイズ小さめなんじゃないのか?」そう思うくらいその下着がカツラの肌を覆っている部分が少なく、彼の股間はなんとか布に納まっている程度だ。それがまた視覚的にタイガの性欲を 煽 った。
僅かに反応しふくらみをましたカツラの股間にタイガはほおずりした。カツラの肌には今はこの僅かな布だけ。「こんなの、はいている意味ないじゃないか」タイガはカツラの太ももの付け根を舌の先でチロチロと舐め始めた。黒い布に透き通るような白い肌が映える。
内太ももを掌で優しくつかみ両足を開脚させる。カツラのいやらしい姿にタイガはより興奮した。
カツラは両手を上に放り出しタイガにされるがまま。いつもとは違う下着姿の自分の体を興味深々という感じで興奮しているタイガを少し恥ずかしい思いで見つめていた。しかし大好きなおもちゃを与えられたように目を輝かせて自分の体を弄ぶタイガが愛おしくて仕方がなかった。
タイガはまたカツラの腰を掴み、尻を自分の方に向かせた。腰にある紐のように細いショーツの布に指をかけゆっくりと下におろす。尻の丸みの下まで下ろし、またカツラの丸出しになった形の良い尻を飽きもせず揉みしだきながら眺めた。
「カツラ...、カツラっ!」
「タイガッ、くすぐったい」
タイガは片手を伸ばし、いつも使用しているローションをさっと手に取る。カツラの腰を持ち上げ膝立にさせ、それを秘部の周りに振れるか触れないかの感覚で塗り込めていく。
「あぁっ」
いきなり待ち望んでいた場所にダイレクトに刺激を受けカツラが艶 めかしい声をあげた。
タイガはローションを伸ばしていく。優しく円を描きながら。何周か円を描き切ったところでそっと中指を付け根まで秘部に差し込んだ。
チュッ...
「あああっ!は...っ、んんっ」
クチュッ、クチュッ、クチュッ、クチュッ、...
中指は挿入を繰り返し、親指はカツラの秘部の周りを優しくなぞった。
「いいっ!タイガ!」
チュッ、チュッ、
タイガは指を挿入しながらカツラの豊満な尻を唇で吸引し始めた。
チュッ、チュッ、チュパッ…
レロレロ…、カプッ…カプッ…
舌でも舐めまわし、甘咬みもする。そして秘部の周りも小刻みに舌を動かし舐めまわした。
「くっ..!」
カツラはさらなる刺激を求め自らも腰を動かし始めた。秘部はローションとカツラの愛液、タイガの唾液で溢れなんの抵抗もなくカツラの内側への侵入を容易に許していた。カツラの 内 はすっかりほぐれていた。タイガは薬指も挿入した。そして人差し指も。
「ああ..んっ」
カツラが感じやすい浅めの位置を挿入した指を使いぐりぐりとかき混ぜる。
「っ!!タイガっ!」
「カツラ、これ好きだよな」
タイガを振り向きもう挿れてくれと目でせがむカツラの表情に満足し、タイガは指をゆっくりと抜いた。
ッ...
卑猥な音を立て蜜で溢れた指がようやく全て現れた。パッと見は紐にしか見えないTバックをカツラの足から外しとる。
「カツラ、ほしかったら自分でおいで。ほら」
タイガは腰を下ろしカツラを誘った。タイガの分身はほぼ直立に反り立っており、その先からは透明な液体が滴っていた。勃起しすぎたせいか黒光っている。
カツラはタイガの方に向き直り、四つん這いの姿勢になりそっとタイガに近づく。顔をタイガの股間に近づけ、いきり立った分身の先を口に含み、ちゅっと吸い込んだ。
「くっっ!!カツ...」
タイガは快感のあまり言葉が続かない。早くカツラの中に入りたいのに口で焦らされなおさら肉棒は固く膨らんだ。
カツラはタイガの反応に満足し、分身にチュッとキスをし口から離した。そして手を後ろに着き自ら足を大きく開脚し、先ほどまでタイガにいたぶられた秘部を丸見えにさせる。そこは充血し早くさらなる太く大きな刺激をまち望んでいるようにひくついていた。カツラも欲しくてたまらないのだ。
カツラはタイガと目を合わせたまま上唇をなめながら手に体重をかけ腰を上げる。そしてあげた腰をゆっくりと下におろしていった。タイガのこれ以上ないほどかたくなった分身がカツラの柔らかいひだをゆっくりと押し広げ侵入していく。
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