230 / 313

第239話 15-64(R18)

長いキスの間にタイガの右手は下におり、カツラの股間を掴みとり優しく撫でていた。 「んんんっ…」 唇で口を塞がれている為、カツラの甘い吐息が漏れる。 「カツラもすごいな。こんなに硬くなってる」 ちゅっと音をたて唇を離したタイガが嬉しそうに言った。タイガを見つめ返すカツラの目は潤んでいる。 「タイガも」 カツラは尻に当たるガチガチに勃起したタイガ自身に体をこすりつけた。 「ここは硬いけど、ここはどうかな?」 タイガはカツラの耳を甘噛みしながら、股間から手を離しそのまま太くて長い指を秘部へと滑らせた。 クチュッ…。 「ぁっん…」 カツラの喘ぎ声と共に蕾はタイガの指を難なく迎えいれた。第一関節までしか入れるつもりのなかった指はあっと言う間に付け根まで入ってしまった。 「はぁぁ…、タイガ...、だめだ...」 言葉とは裏腹にタイガの指を素直に迎え入れるようにカツラはわずかに尻を突き出した。 「カツラ、ここは柔らかいよ?ずっと欲しかった?」 「タイガ...、おまえ…」 カツラは快感のため顔をゆがませタイガを見た。そしてカツラの秘部はタイガの指の太さを確認するよう中でキュンキュンと締め付けた。 「こんな下着履いてたらなおさらだろ?ここ、擦れて余計ほしくなるんじゃないのか?」 タイガはそういいながらカツラの中に入った指をクイクイと小さく動かした。 「タイガッ、あっ!あぁぁぁっ」 この刺激がよかったらしく、カツラはたまらずソファーの背もたれに手をつき体重を預け体を反らした。タイガはカツラの反応に満足した。 「くっっ!!」 ヌプンッ...!! 卑猥な音を立てて指を抜くと、カツラが再び喘ぎ声をあげた。かなりよかったようだ。タイガはカツラの下着の細い腰紐に両手をかけ、ゆっくりとしたまで下ろす。紐のようなTバックは膝をすぎたあたりで手を離すとパサっと勝手に足元まで落ちた。 タイガは現れた僅かに開いた蕾に舌の先で優しく円を描く。 「待てっ!あっ、あっ、あっ…!」 ようやく一息ついたカツラはタイガからの執拗に続く愛撫に息をあげる。タイガはチロチロとわざと音をたて蕾の入口を舐めつくしやがて激しく舌先を動かす。下から上へ。右、左。小さく激しく舌をレロレロと動かす。 「あぁぁっ、タイガッ!あっ!!」 タイガの舌の動きに合わせ、嫌がっていたカツラも激しく腰を動かす。 「すごいよ、カツラ。俺の舌先が簡単にカツラの中に入ってしまう。もうトロトロだ」 タイガは言葉でカツラを煽りながら蕾から糸を引きながら舌を離し、今度は指2本を挿入した。 トゥクンッ...!! 「はぁぅっ!あ…、ぁっ…」 タイガはカツラの好きな場所を知っている。そこをコリコリと擦ってやるとカツラの内側で指全体が強く強く締め付けられた。 「いいのか、カツラ?」 タイガの指の動きに合わせゆっくりと腰をくねらせていたカツラは答えられない。 「んっ!...あっ!!!」 ぴゅっっ! カツラは先に果てた。勃起した分身から勢いよく白濁を放ち、息は絶え絶えだ。ビクビクと小刻みに蕾は痙攣し、中にいるタイガの指を今だ締め続ける。 「タイガ…」 まだ物足りないのかカツラはねだるような眼差しと声でタイガの名を呼ぶ。 「わかってる。もっとほしいよな?」 タイガは指を蕾からぬかずにカツラの白い背中にキスをしながらもう片方の手を使い、自分のズボンと下着を器用に膝まで下ろした。重力に逆らいガチガチに硬くなった巨大な分身が現れる。 指を蕾から解放すると、すっかりほぐされ快楽を味わった蕾はまだものほしそうにパックリと口を開いている。尻の割れ目の中心に熟れ切った赤い果実が生まれたようだ。タイガは舌舐めずりし、太い肉棒をそこに押し付け、ゆっくりとしかし確実に奥深くまで挿入した。

ともだちにシェアしよう!