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第256話 15-81(R18)

タイガはカツラの白い肌に映える青いTバックの腰紐に手をかけ、下におろしていく。丁寧に片足ずつ脱がせカツラを生まれたままの姿にした。透き通る肌を見ているとタイガは素肌で触れ合いたくなり、自分も着ている服を全て脱いだ。肌同士をぴったりとくっつけ、カツラを抱きしめる。 「タイガ」 微笑みながらカツラもタイガに肌を自ら密着させる。 二人は抱き合いキスをする。ベッドにある枕とクッションを上に重ねタイガはそこにカツラを軽く座らせる姿勢でもたれさせる。そして手にローションをたっぷりとり、両手を合わせ温めはじめた。タイガと目が合ったカツラはタイガが何をしようとしているのかわかり、両足を開脚した。準備ができたタイガはカツラの乳首に吸い付く。 「…っ」 僅かに息をはずませカツラはタイガに視線を落とす。カツラの表情は緩い快感に酔っていた。愛しい男からの愛撫が気持ち良くてたまらいのだ。 クチュッと音をたてタイガが蕾に指を挿入する。最初は一本で。先ほどの刺激でほぐされた蕾はタイガの指を素直に迎い入れる。タイガはローションを塗り込めるように丁寧に指を抜き差しした。 「あっ...」 僅かに腰を上げ背中を逸らしカツラが喘いだ。タイガの指が出し入れされるたびに蕾はより柔らかくなり収縮し始める。タイガはもう片方の手でカツラ自身を掴み、それを口に含み吸い付き愛撫する。 「くぅっっっ!」 カツラはあまりの気持ちよさに口に自分の手の甲をあて首もそらした。とろける瞳でタイガに視線を向けると、タイガはカツラのモノを全て口に含み、思い切り圧を加えながらしごいていた。今タイガにそうされている事実にカツラは体がゾクリとした。 「あぁぁぁぁっ!」 このままじゃ....イクっ!カツラがそう思った瞬間、分身が一層固くなったのかタイガがそれを口から解放した。そして赤く充血しガチガチに勃ったカツラの分身の先をチュバチュバと舐めまわす。もちろん、指ではしっかりと蕾を掻き回しながら。 「あっ、あっ…。タイガッ、それ止めろっ」 「なんで?すごいいいんだろ?」 カツラの言葉にタイガが視線をカツラに向けながら言った。愛撫は続けたままで。タイガの濃い瞳に見つめられ、カツラの体の内側はより一層とろけた。 「ここなんてもうトロトロだ」 ほらねとカツラにわかるようにくいくいと蕾に侵入した指を動かす。 「っはっ!」 刺激がかわり、新たな快感にカツラは息を呑んだ。 「すごいうまそうだ」 タイガはそう言ってカツラの蕾を舌でペロペロと舐め回す。今やカツラの開脚された両足は次から次にくる快感にガクガクと痙攣していた。タイガの舌の動きは最初は優しく。しかし、それはだんだん激しさを増し、すぐにピチャピチャと唾液とカツラの愛液、ローションの混ざり合う卑猥な音に変わった。 「あぁぁぁぁぁっ、あぁぁぁぁぁっ、いいっ!すごいっ!!あぁっ...んっ!!」 最初はやめろといっていたカツラであったが今ではもっと続けるようにタイガに叫んでいた。カツラは自分を貪るタイガを見つめながら、身を捩らせひときわ大きな声を発する。 「カツラ、そんなにいいのか?」 「タイガッ、イクッ、イクからっ!!」 「わかったよ。ほしいのあげるから」 タイガは言うや否やすばやく蕾から指を抜き出し、代わりにこれ以上ないほど勃起した肉棒をカツラの蕾に一気に付け根まで挿入した。 「ああっ!!くっ…!!!」 タイガが奥深くまでカツラの内側(なか)に入った瞬間、カツラは身を逸らし射精した。

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