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第284話 18-18 (R18)
自宅に着くとタイガは自分のものが無事か確認するように背後からカツラを抱きしめた。
「カツラ、めちゃくちゃ心配した。いったいなにがあったんだ?」
相変わらずのタイガからの愛情表現にカツラは満足する。
「タイガ。話すよ、全部」
カツラは自分の腰に回された逞しい腕にそっと触れる。
「うん。でも先に...」
タイガはそういうとカツラをひょいと肩に抱きあげた。
「タイガッ?」
タイガは速足で寝室へ向かい、ベッドにカツラをおろした。そのままカツラのズボンをさっと脱がし、上着も一気にカツラからまくり取った。下着をつけていなかったカツラは素っ裸になった。
「タイガ?」
タイガは無言でカツラの口をふさぐように口づけをする。ベッドに後ろでに手をついたカツラは両ひざを曲げたままタイガの激しいキスに応えていた。数分のキスの後、タイガがカツラに囁いた。
「他の男の服なんて嫌だ。カツラは俺のものなんだから」
「タイガ...。馬鹿なやつだな」
今度はカツラからタイガにキスをする。タイガのネクタイに手をかけ緩めていく。タイガもキスをしながらシャツを脱ぎ、カツラの両方の尻に手を滑らしゆっくりと揉み始めた。
「カツラ、カツラ...。好きだ」
舌を絡めながら唾液を混ぜ合わせる。クチュクチュと音を奏でキスを繰り返す。
カツラは嫌な男に好きなように弄ばれた感覚が残る肌に早くタイガの愛撫で上書きをしたかった。
カツラは身を乗り出しタイガのベルトに手をかける。もどかしくベルトを外しズボンと下着を下におろす。
タイガのもともと立派な肉棒は大きく膨らみ固く反り立ち僅かに液をたらしていた。カツラは好物のものを見つけたかのように顔を下におろし、いきなりぱっくりとそれを口に加え込んだ。
「あっ!!カツラっ!」
突然の股間への快感にタイガの体がビクンと反応する。カツラは尻を突き出し肉棒を絞り上げるように圧を加えながら上下に動かし始めた。先にきた時には歯で甘噛みをしその度に耳に聞こえるタイガの快感のうめき声に満足する。
タイガのモノは旨くてたまらない。夢中でしゃぶっているうちにカツラの割れ目の後陰が引きつき出した。まだ触れられていないのにそこからは蜜が溢れるようにカツラの愛液が滴り内部は肉棒を迎えるべく柔らかくなっていく。カツラはタイガに抱かれていないのに既にタイガに犯されているような錯覚に陥っていた。自ら激しく腰を振り、繊細で敏感な内側をタイガの肉棒にかき混ぜられているような動きをし続けた。
すると顎先に温かい感触がした。タイガがカツラの細い顎に手を添えたのだ。カツラはゆっくりと目を開けた。
「カツラ...。どうしたんだ?今日は激しいな?」
タイガは興奮していた。カツラが自分のイチモツを咥え、淫らに腰を動かすさまはたまらない姿だった。しかし、タイガもカツラの体をすみからすみまで味わいたかった。カツラはようやくタイガの肉棒を口から離した。
クパァッ....
細い唾液の糸がカツラの赤い唇とタイガの肉棒にかかる。カツラも興奮しているようで瞳は潤み美しさが際立っていた。
タイガはそっとカツラを押し倒し唾液を交換するような深いキスをし首筋、鎖骨、そして胸元へと愛撫を始めた。
「あっ、あっ、あ…」
タイガに触れられるだけでカツラは激しく身もだえた。舌先で乳首を転がされると体を逸らせ激しくよがった。タイガはカツラの反応になおさら興奮して指で乳首を掴み引っ張りを繰り返した。掌で撫でるように転がし歯で甘噛みし、チュウと吸い付く。男性であるにもかかわらず刺激と興奮により、カツラの乳首は赤く染まり、乳輪からふくらみ先ははっきりとわかるほどに勃起していた。早くほしくてたまらないカツラの両足は大きく開脚されタイガの侵入をいつでも可能にしていた。そのことに気付いていたタイガはカツラの両ひざの裏に手を添え足を上にあげ、蜜を垂らした蕾を丸見えにさせた。
カツラはタイガと付き合い始めてからほぼ毎日セックスをしている。多い日には一日に何度も。そのためタイガを迎え入れるカツラのアナルは普段は蕾のように大人しく閉じているが、ひとたび性的な刺激を受けるとすっと綺麗に縦に割れめが入る。そこの筋肉はカツラ本人も気づかぬ内にセックスの快感のためだけに発達し、中に含む男根に想像以上の快感を与えるように開発されてしまっていた。タイガは目に見えてわかるぐらいにひくついた果実のようなアナルに舌を添わせ上下にこすった。
「あっ!!いいっ!!!」
タイガは舌を中に侵入させる。大した愛撫をしていないにもかかわらず舌は付け根まで一気にすい込まれるように中に入っていった。
「あああっ、あああっ!!気持ちいっ!!」
カツラが首を逸らし激しく喘ぎ声をあげる。我慢が限界にきたタイガは舌を抜くと先ほどよりも膨らんだ肉棒をほぐされつくした蕾のような美しい後穴にズブズブと一気に挿入した。
「あっ!!ああああっ!!!!」
待ち望んでいた快感にカツラは目を見開きなおさら体をそらせた。タイガの太い肉棒の先はカツラの体の奥を刺激する。カツラは自分ではどうすることもできない疼きを感じ、貧欲にもっともっとと欲しがるように長い両足をタイガにしっかりと絡ませた。
「ぐぉッ!!カツラっ!」
二人はお互いに与えあう刺激に反応して激しくキスを交わした。唾液を吸い合うようにぴったりと唇を合わせ唇を吸い合いながら舌を絡め合った。タイガはたまらなくなり、カツラの豊満な尻を抱き上げそのまま騎乗位になる。しかしまだ二人は唇を放さず腰を激しく動かし続けた。
「んんんっ!!んん!!!!」
くぐもったカツラの喘ぎ声と共にカツラのに肉棒から激しく精液が飛び出す。その瞬間柔らかく、時には締め付けながらタイガ自身を包み込んでいたカツラの後陰はきつく閉じるように激しく収縮し、タイガ自身を掴むように思い切り締め付けた。
「がっ!!」
タイガも我慢せずに射精する。再びカツラを下に組敷きカツラの内側にギュインギュインと吸い取られるように自分の中にたまっていたものを吐き出す。
数秒、二人の荒い息遣いだけが部屋にこだましていた。タイガが顔あげると下にいるカツラと目が合った。快感に満足している頬はうっすらと桃色に染まり美しい。先ほどまで強く吸い付いていた唇は少しはれ赤さが増していた。
「カツラ、好きだ!大好きだ!!」
タイガはつながったままカツラを抱きしめた。カツラは幸せに包まれタイガに抱き締まられたまま深い眠りに落ちていった。
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