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第319話 19-22(R18)
しばらくの間意識をなくしていたようだ。意識が混沌とする中、無性に喉がかわいたカツラは喉もとに手を当てた。
「水…水…」
カツラの声に応えるように口の中に冷水が注ぎ込まれた。カツラはもっととがむしゃらに水を欲するがすぐにつきてしまう。すると再び冷水が注ぎ込まれる。そこでようやく瞼をうっすらと開ける。カツラはケリアからの口移しで冷水を飲んでいた。
ちゅっ、ちゅっ…
気づいた瞬間カツラが唇を離そうとすると、ケリアに顎先をつかまれ、舌を入れ唇を思い切り吸われた。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
長いディープキスのあと、ケリアは満足げにカツラを見下ろしていた。
「相変わらず、激しいね」
ケリアはカツラの額にちゅっとキスをし、そのまま頬にむかって愛撫を始めた。
「どういうつもり?何をした?」
意識は先程より明瞭だが、体はだるいし、未だ疼き、力が入らなかった。
「少し媚薬をね。大丈夫。危険なものじゃないから。効きすぎたみたいで焦ったけど。ちょうど今いい具合なんじゃない?」
「おまえっ!」
カツラは力を振り絞って起き上がろうとしてやっと今の自分の状況を把握した。
その場に座る姿勢になったカツラはダブルベッドの上で両手首両足首は拘束用のテープが止められていた。それは調節が可能なようで、今はある程度自由に動かせる手足も、ケリアの采配一つで身動きできないようしばりあげることができる代物だった。しかも正面にはビデオカメラが設置されていた。カツラの視線にケリアが気づいた。
「まだ録画していない。挿入する寸前からとるからそのつもりでね。記念になるだろう?」
「ふざけるなっ!これも、なんだよ?!」
「最初は怒るかもしれないからね。でも絶対に後悔させない。今まで経験したことのない快感を与えてあげる。カツラ、好きだろう?」
「何言ってんだ?俺は結婚して」
「タイガくんじゃ無理だよ。ぜんぜ子供じゃないか。満足できてるのか?」
ケリアはカツラが言い終わる前に言葉を被せてきた。まるで全てお見通しだといわんばかりだ。
「彼はいい人だよ。でもつまらない。カツラみたいに毒気がある人間には特にね」
ケリアはカツラのサラ髪に指を絡ませ再び額にちゅっとキスをした。
「昔を思い出した?媚薬の影響で触れられると気持ちいいんじゃない?」
拘束テープは二本の細いベルトで手首にしっかりと止められている。しかし今の状態であれば片方の手でもう片方の手のベルトを外すことは可能だ。カツラは徐々に回復しつつある体力をケリアに気づかれぬようにまだ体が自由に動かないフリをした。
「ケリア…今ならなかったことにしてやる。俺を自由にしてくれ。これは犯罪だ」
「犯罪にはならないよ。カツラは最終的には同意するんだから」
いったいどこからくる自信なのかケリアはふっと微笑んだ。女性ならばときめくような微笑みだが、カツラはこの微笑みの下に狂気を感じた。
「さ、もう一度横になって。そのほうが体が楽だ」
ケリアはカツラをベッドにそっと押し倒し頬に手をそえ、唇を押し付けた。
「んっ…」
口腔内をあますとこなく貪られる。舌を絡み取られ吸いつかれる。唾液を流しこまれこちらの唾液も吸い取られた。息もできないはどのキスにカツラのくぐもった声がもれた。
「カツラ…ずっとずっとこうしたかった。きみはつれなすぎて。僕がどれだけ後悔し君を欲したか」
ケリアはカツラの首元に顔を埋めカツラと別れてからの想いを吐露した。
「懐かしい、カツラの匂いだ。カツラが悪い。僕をかえてしまったんだから。再会してからは気が狂いそうだった。手が届くところに君がいるのに触れられないんだから」
ケリアはカツラからそっと体をはなし、カツラのシャツのボタンを外し始めた。
「これは?アクセサリーなんて興味なかっだろう?まさか…」
ケリアはカツラの首からタイガの母親の形見の翡翠のリングのネックレスを引きちぎった。
「ケリア…それは…大切なものなんだ」
「もっといいのを買ってあげるよ。そうだな。黒真珠とかカツラに合うんじゃないかな」
ケリアは不敵な笑みを浮かべちぎりとったネックレスを自分のパンツのポケットにしまった。再びカツラのシャツのボタンをはずし、カツラの胸元を露わにさせる。カツラはいつか必ずくるであろうケリアの隙をつくために不本意だが敢えて抵抗はしなかった。
「ああ!やっぱり昔からちっとも変わっていない!綺麗な白肌だ。ここも…なおさら綺麗になったみたいだ」
ケリアはカツラの両方の乳首に親指を軽くあて円をえがくように触れた。
「っんっ…」
「気持ちいいはずだ。我慢しなくていい。僕が教えたようにすればいいんだ。まさか、毎日舐められてるのか?」
「あっ!!」
ケリアはなんの前触れもなくカツラの乳首を遠慮なく舐めた。ペロリとひとなめしただけでは飽き足らず、ペロペロと左右の乳首を交互に激しく舐め続けた。
「あぁぁっ!ケリアっ!!待って!ああっ!」
媚薬の影響もあり、自分の気持ちと反して喘ぎ声があがる。これにケリアは興奮し、カツラの乳首をきゅぅっと指でつまんだ。
「はぁっ!」
「カツラ!」
顔をあげ、なんとかケリアにやめてもらおうと訴えるカツラにケリアは再びキスをした。ぴちゃぴちゃと唾液と唇を吸う音がする。透明の糸をひきながら唇をはなすと、ケリアはカツラの潤んだ瞳ととろけた表情に煽られ、愛撫の嵐が再び始まる。
「すごく美味しいよ、カツラのここ」
また乳首に唇をあて、今度は吸い付き始めた。
「あっ…、ケリアっ!!」
カツラは次から次に押し寄せる快感に抗うように体ごと首をそらせた。しかし、それかがえって胸を突き出す格好となり、無防備に目の前に突き出されたカツラの乳首を、ケリアは思う存分味わった。乳首はケリアの唾液で光り、すっかり勃ち固くなり色を濃くした。その周りをチロチロと弄ぶように執拗に舐めまわされ乳輪もぷっくりと膨らんだ。口に含みごたえのあるその膨らみをケリアは音を立てた吸った。それに呼応するようにカツラの美しい横顔からあんあんと喘ぎ声がもれた。
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