「忍、乳首で感じたいの？乳輪だけじゃ物足りない？」 「………うん」 「じゃあ、こうしよっか」 握った忍の右手を導いて、赤く尖った乳首にグリグリと押しつけてやる。 一度ビクンと大きく体を震わせ、それから忍はイヤイヤする様に首を横に振る。 「どした？俺は忍の乳輪で気持いい。忍は乳首で気持ちいい、でウィンウィンだろ？」 「っぼくが、ウィンじゃないぃっ」 振り向いたその目からは大粒の涙。 真っ赤な顔して訴えてくる瞳。 「ん？」 わざと分かんないフリして首を傾げてやると、ぎゅっと目を瞑って大きく口を開く。 「もぉ～っ、っ…舐めて！自分じゃできないからぁっ」 「っ～～～」 くぅぅー、ご馳走様です！いただきます！！ 堪え切れずに吐き出された忍の欲望は、スッゲー可愛くて頗るエロい。 こんな我侭なら何時でも何処でもどんな男でもオッケー出すだろ、コレ。 「忍、舐めて欲しいならこっち向いて」 胸から指を外してやると、忍はほっと息を吐き出して、すぐにその言葉に従った。 発射準備完了のソコはもうトロトロぬちょぬちょで、体を回転させてる間に擦ったんだろう、お腹から透明の糸を引っ張ってた。 「…柊くん？」 早く舐めてと強請るように伸ばされた両手、コテッとあざとくも傾げられた首。 いや、俺がいつまでも触ろうとしないから疑問に思っただけか。 可愛いから、天然でも計算でもどっちでも構わねぇけど。 けど、俺は忍の望み通りにソコに舌を這わせてやることもせず…… 脚を広げて座った、その肩を押して寝転ばせ、忍の両足を肩に担ぎあげた。 「えっ、…柊くん？届かない…」 「んー、やっぱ俺、こっち舐めるわ。乳首は、俺のゴッドハーンド！でイカせてやる」 キラン、と広げた手の甲を向けて、ワキワキと動かしてみせる。 「………」 ……うん、忍。その無言で引くやつ、やめような。 お前、俺のこと「オヤジ…」って思ってんだろ。 「柊くん…オジサン臭い」 「いや、せめてオヤジ臭いって言って！」 「…それって、どう違うの？」 「う…、気持ちの問題だろ？」 「ふぅーん？」 俺の可愛い忍のかわいいかわいいウルウルだった瞳が、今や平熱以下！視線が冷えている!! このままじゃマズい！ 忍の性欲をMAXに再加熱させるべく、俺は肩に担いだ脚を更に高く上げさせて、ツンと尖った乳首を少し強めに摘まんだ。