3 / 4

第3話

蘇る家族。 悲しむ家族。 家族の命の対価は、男の命。 一緒家族の元へは帰れない。 それでも、男はしあわせだった。 そして、しあわせなのは“俺”も。 「待ってましたよ。 駿介さん。 ずっと、ずぅーと、一緒に居ましょうね」 恋をした男が、この手に堕ちた。 笑みが止まらない。 お人形だって構わない。 駿介さんなら。

ともだちにシェアしよう!