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終わらない幸せ

「暁…これ……どうしたの?」 「………」 「殴られたか…蹴られたか…した?」 「………」 「暁、そんなの許されないんだよ?ちゃんと謝って、先生にも気を付けてもらうようにするから…母さんに言っていい?」 ぶんぶんと首を振る 「言うなって言われた?でも、そんな事する奴らの言いなりになる必要なんかないんだよ?」 「…これくらい…何でもない」 「…何でもなくないよ。こんな風に痣になるって、ちょっとした力じゃないだろ?どうして言ってくれなかったの?」 「……別に…気にする事じゃない。でも…先生や他の人に知られたら…面倒…」 「暁の事、守ってくれるよ?」 「……お願い、悠兄…言わないで…」 母さんにだけは…言っておかなきゃ 学校に言わないにしても さすがにこれは 俺1人で決めれない 「悠兄…ごめんなさい」 「謝らなくていいんだよ。暁にとって、何がいいのか、話し合っていこうね?」 「うん…それもだけど、こういうの…普通兄弟ではしないんでしょ?」 「…うん…そうだね。でも…暁、安心するもんね?」 「早く…他の方法見付けるから…誰でもいいならいいのに…」 兄弟ではしないんでしょ? そんなの…当たり前なのに… 始めが当たり前じゃないから 「誰でもいいなんて思っちゃダメだよ。ほんとは、ちゃんと好きな人となんだから、暁が好きな人できた時、そんな事したら、凄く後悔するよ?」 「俺が後悔しても、悠兄が辛くない方がいい」 「…ありがと。でもね暁、暁だけじゃなくて、暁を好きになってくれた人を…傷つける事になっちゃうんだよ?自分を大切に思ってくれた人、傷つけたくないでしょ?」 「……うん」 良かった 大切に思うっていうのが ちゃんと伝わる 大切に思うって 少しは分かる様になったんだ 良かった ちゃんといつか 暁にもできる 暁が大切に思って 暁を大切に思ってくれる人 そしたら 体傷つけられて 何でもないとか 言わなくなる 暁が…暁を… 大切に思える日が来る… 「俺、好きな人できた」 「先生も皆も居るから大丈夫」 「先生と、皆のお陰で学校楽しいです」 良かった… 良かったね…暁… 「………」 シャワーを浴びて戻ると ベッドの下に座ったまま ベッドに顔を伏せて悠稀が寝ていた 寝ない! って言ってたのに 「ふっ…寝てんじゃん」 近づいてみると 泣いてるの? 辛そうな顔… しゃがみ込んで 「悠稀、起きろ。夢だぞ」 目頭の辺りに涙が溜まってる 「泣くなよ。ほら、早くこっち戻って来い」 そう言って、目の下を拭ってやると 「……凌久……あ...俺、寝てた」 「うん。そんな悲しい夢見てた?」 「え?」 「泣いてる」 「あ…」 自分で、慌てて涙を拭く 「夢ん中で俺、泣かせてた?」 「ううん…暁に、早く大切な人できて、暁が暁を大切に思える日が来るといいなと思ってたら、ほんとにそうなった夢見てた」 「それで泣いたの?」 「うん…暁…自分の事…どうでもいいみたいに思ってるとこあるから。でも…少しずつ変わってきた」 これからもきっと、変わってく 「彼氏が気付かせてくれんだろ」 「うん…良かった」 「……夢ん中…たまには俺が出て来る事もある?」 「え?」 あ、ヤベっ なんちゅう子供じみた対抗心 「いや、何でもない」 「凌久…時々出て来てくれるよ?」 「そうなんだ…」 ちょっと嬉しいぞ 「凌久は、夢の中でも優しくて綺麗だよ?」 「それは、悠稀の妄想だな」 「夢の中の凌久と、よく行くお店ある」 「…は?」 「凄く雰囲気のいいお店でね…雑貨屋さんの隣がカフェになっててね…」 いやいや 普通に話してるけど 夢の話だよね? 夢で俺とよく行く店って何? 「いつも楽しく話しながら、そこ行くんだ。どこ行く?って話しなくても、もう俺達の間では決まってて、いつもそのお店に行くんだ」 「へぇ…俺も行ってみたいな」 「夢の中の凌久とは、よく行ってるんだけどね」 「…ふ~ん?」 「凌久も…いつも楽しそうにしててね。座る席もいつも同じでね。凌久は絶対…んっ!…凌久?」 夢の中の俺に嫉妬してキス? ガキ過ぎる けど! そんな楽しそうに嬉しそうにされたらさ なんか… 現実のが…負けてる気になってくる… 「悠稀…夢ん中の方がいい男?」 馬鹿みたいな質問… でも… 現実の俺には、なかなか出来ない事 そいつ、しょっちゅうしてんだろ? 「凌久…」 悠稀の目がまん丸になる 笑われる… けど、しょうがない もう遅い 「ははっ…何言ってんの俺?笑っていいよ」 「夢…俺の願望だから…」 「ん…理想の俺だな」 「凌久と…こんなとこ行きたいな…あんな事したいな…って思ってる物語」 「そいつが、叶えてくれてんだな」 「凌久と…したいって物語だよ?」 悠稀が俺の頬を触ってくる 「凌久との…物語、俺が夢で作ったんだよ?凌久は知らなくても、夢の中でも凌久は凌久だよ?勝手に…夢に借りて悪いけど…現実の凌久を好きだから、そんな夢見るんだよ?」 「……ごめん。馬鹿みたいな質問に、そんなに必死になって答えてくれて、ありがと」 「凌久に…さっきみたいな顔させるなら…なんだって答えるよ。必死になるよ。またっ…凌久っ…話す事も出来なくなっちゃったらっ…」 うわ… 俺、どんな顔してたんだ? 自分で自分に嫉妬して? 情な… 「ごめん、悪かった。泣くな。俺が馬鹿で情けない男なだけだ。そんなんで悠稀が泣く必要ない」 「凌久っ…もしもっ…俺、何か怒らせる様な事しちゃったら…話したくないかもしれないけど…っ理由話して欲しいっ……許して貰えなくてもっ…せめて謝りたいからっ……何にも言わないでっ…~っ居なくならないでっ…欲しっ…」 すっかりトラウマじゃん 俺、悠稀に なんちゅうもの、刻み込んじゃったの? 悠稀を抱き寄せる 「ごめん、悠稀。あんな事したせいで、ずっと不安にさせて…ちゃんと話す。黙って居なくなったりしないから…」 「凌久っ…のっ……家っ……もっ…来れないっ…思って……凌久っ…居ない家にっ……お礼言って…出て行った…」 「……え?」 「ちゃんとっ…凌久に…言いたかったけどっ……俺の家っ…来れないせいでっ…いつもこの家っ…お世話になったからっ……」 俺に置いてかれて 1人で家出る時 もう来れないと思ったこの家に? 泣きながら… 「~っごめん!ごめん!悠稀…ごめん…ごめんな」 「凌久っ…またっ…この家でっ…凌久と居られる」 「ん…もう…黙って1人で置いてったりしないから…」 「うんっ…~っ置いてかないで…」 「んっ……はっあっ!……んっ!」 「悠稀っ…」 悠稀の好きなキスを沢山しよう 「んんっ!…んっ…ん、んっ…~っ!」 「悠稀…」 他のどこよりも… 1番幸せそうな顔をするから 「んっ…はっ…凌久っ…」 キスの合間に呼ぶのは俺の名前 俺の首に手を組み 俺を見てくれる 「ん…悠稀」 どんなに気持ち良くて 多分頭真っ白になってても 暁の名前なんて呼んだ事ない ずっと…俺が勘違いしてた間も ずっと悠稀は俺だけを思ってくれてた 「んっ!んっ!…はっ…凌久っ…んんっ!」 男なんて好きになった事ないのに 俺とする度、暁との罪悪感過るだろうに それでも… 「んんっ!…~~~っ…はっ…んんっ!」 馬鹿な俺が何言っても 何しても どこまでも、いつまでも 泣きながら追いかけて来てくれて 「悠稀…ありがと」 「んっ?…んんっ!んっ、んっ!~~~っ!」 ポンポンと力なく俺の胸を叩く悠稀の目には うっすらと涙が浮かんでて 口を離す 「よしよし」 しばらく、震える悠稀を抱き締める 落ち着いてくると 「~~~っ…凌久っ…」 悠稀も抱き締めてくる 「悠稀の大好きなキス、いっぱいした」 「うん…凌久のキス…気持ちいいから…すぐ頭変になる」 「感じ過ぎて、おかしくなるだろ?」 悠稀の体がグッと強ばる 「今更照れんなよ」 「てっ…照れてない!」 「じゃ、次はどこ感じてもらおうかなぁ」 「何で凌久、そんなにキス上手なの?」 「何でって言われても…もっと悠稀の感じてる顔見たいな…と思って色々してみるから?」 「えっ?!そっ…そんな事っ…てか…凌久っ…キスしてる時、俺の顔見てるの?!」 ん? 悠稀の顔を見ると これまた、恥ずかしさで泣きそうな なんとも可愛らしい顔が出来上がってる こんな可愛い顔 出来るだけ、目に収めながらするに決まってるだろ 「キスの合間に、時々だよ。悠稀だって、キスする側の時、ずっと目瞑ってる訳じゃないだろ?」 「そっ…そっか。時々ね?」 「そ」 嘘 出来る限り見てるよ 「なっ…ならいいけど…される側って…なんか…無力だよね…」 「無力って…キスしてる間に、何かしたい事でもあんの?」 「そうじゃないけど…主導権握られるって言うか…」 「悠稀、キスされんの好きそうだから俺してたんだけど、する方が良かったりする?」 絶対そうは見えないけど… 「ううん…」 「じゃあ…ほんとはやめて欲しいキスとかある?」 「ううん…」 「じゃあ…ほんとはもうやめて欲しい時、なんか合図とか決めとく?歯医者さんで、痛い時左手上げるみたいな」 「いっ…要らない。やめて欲しくなんか…ならない」 ちょっとこの子 ほんと、可愛い過ぎるんだけど 「そう?じゃあ…話をまとめると、主導権握られて、無力なままキスされるの好きって事になるけど、いいの?」 「えっ?…あ……い…いい」 それは… ダメだろ 俺の理性崩壊すんだろ 「まっ…!…やっ…凌久っ……イッちゃう…」 「いいよ。俺に挿れる前に1回イッときな?」 「ぁっ…ぁっあっ!ぃっ…ぃっあっ!はあっ!」 「もっかい胸も舐めとこっか…」 「ぇっ…ぇああっ!…やっ!…はぁあっ!」 「胸…ちゅっ…少し忘れられてたもんな?こっちも、もうイキそうだな?」 「ぁああっ!…どっ…ちもっ…だめっ…だからっ…」 「イッちゃうからだろ?イッていいってば」 右胸を舐め回しながら、左胸を摘み 俺の唾液でぬるぬるになった、悠稀のものを激しく扱くと 「…はぁあっ!…イッ…イッ…クッ……ぁっ…ぁっ…」 胸も腰もびくびくと動かし始める 「イッ…ちゃっ…ぁっ…ぃっ…はぁあっ!…~~~~~~っ!!」 腰を突き上げて すっかり気持ち良くなったものから トロトロとしたものを沢山出した 「今度は…俺と気持ち良くなろ?」 「はっ……あっ…悠稀っ…」 何度繋がっても 悠稀は、少し心配そうな顔で俺を見つめてくる 「凌久…大丈夫?」 「だいっ…じょうぶだって…言ってんだろがっ…」 「うん…」 暁でも、散々見てきてるだろうに 毎回悠稀は、心配そうに俺を見つめる 「くっ……はっ…はっ…ぅっ……はぁ~っ…!」 これが 気持ちいい以外の何に見えんだよ 「凌久…起き上がっても、いい?」 「え?…はっ…いっ…けどっ…」 繋がったまま、悠稀が起き上がる 「んっ…くっ……」 中で…悠稀のが動く 「これなら、少しは…凌久支えられる」 「ふっ…じゃっ…肩貸して…腰支えてくれる?」 「うん」 「はっ……ぁあっ…んっ…はっ…」 「凌久…痛くない?」 「気持ちいっ…てっ…」 「俺も…動かしてもいい?」 「んっ…いっ…」 どこまで優しいんだこの男は この先の人生大丈夫か? 「はっ…はっ…ぅっ…ぁあっ!」 「凌久っ…気持ちいいの?」 「んっ…奥っ…当たった」 「ちょっと…腰じゃなくて…こっち触るね」 「んっ…えっ?」 悠稀が、ケツを両手で触りだした 「んっ…あっ…はぁあっ!」 俺の動きに合わせて、悠稀が俺の体持ち上げたり、下ろしたり そこに、悠稀が突き上げてくるから… 「はああっ!……ぁっぁっ……ぁああっ!」 奥の…イイとこ当たりまくり! こんなの…すぐイッちゃう! っつか、悠稀… 涼しい顔して、腕力! 何が筋トレしなきゃだ! くそっ! 俺もっと、もっと、頑張らなきゃなんないだろが! 「あっ…悠稀っ…気持ちいっ…ぃあっ!」 「んっ…いっぱい気持ち良くなって?」 末っ子キャラのくせに 兄ちゃんみたいな顔しやがって どっちの悠稀も 最高すぎる 「…くっ…~~~っ……ぁあっ!…イクっ…~~~っ!…イクっ…!」 「イッて?凌久…」 顔! ダメだって! 全部が俺のツボすぎる! 「くっ…ぁああっ!イクっ…イクっイクイクイクっ…~~~~~~っ!!!」 「…くっ…~~~っ!」 だって出会った時からタイプなんだもん タイプど真ん中なんだもん その顔で俺とヤッてんの 凄すぎない? 「はっ…ぅっぅっぅっ…~っぅぁあ~っ!」 「はっ…ここっ…気持ちいいんだよね?」 「気持ちいっ…あっ…気持ちいっ…!」 「うん…あと…奥?」 「んっんああ~っ!…あっ…気持ちいっ…!」 「どっちも…気持ちいいんだね?」 「気持ちいっ…どっちも…悠稀のっ…あっ…当たって…~~~っ気持ちいっ!」 後ろから… 気持ちいいとこばっか… ちょっと…力抜ける… 腰…落としちゃう… 「凌久…辛い?」 「きっ…気持ち良過ぎるだけっ…」 「じゃ…腰上げててもいい?」 「んっ…いいっ…」 「辛かったら…言ってね?」 「んっ…」 情けない… 体力も…気力も… もっと… 「はっ…はぁっ…ぁああ~…ぁっぁっ…んっ…」 もう…悠稀が全部1人で気持ち良くしてくれてるじゃん 腕…もう…使い物になってない 膝…頑張れよ 「あっ!!…ぁああっ!気持ちいっ!…うっうっうっあっ!…はあ~~~っ!」 「凌久…イキそう?」 「イキそっ…もっ…ぅっうっああ~っ!…イキそっ…イキそっ…」 「んっ…くっ!…俺もっ……もっ…イキそ…」 「んっんっ……んっ…ぁああ~~っ!…気持ちいっ!イクっ…イクっ…イクイクイクイクっ!…~~~~~~っ!!!」 「…くっ!…うっ…うっ…くっ!…~~~~っ!!」 膝もガクガクの俺の体を、静かに腰を下ろさせ 余韻が消えるまで、そっとしてくれた しばらくすると 「凌久…大丈夫?抜いて…大丈夫?」 「ん…ありがと。大丈夫」 「うん、抜くね?」 「ん…~っんっ!…はっ…あっ!」 圧迫されてた解放感と 悠稀との繋がりがなくなってしまった寂しさと あんなに昂ってたものが消え去る虚しさと ぺしゃんこになってる自分の情けない姿と 「凌久…」 悠稀が、隣に来て抱き締めてくれる 「凌久…いっぱい気持ち良かったね?」 一気に...幸福感が甦ってくる 「ん…ん…」 急に冷めてきた体を暖める様に 布団を掛けて、ぎゅっと抱き締めてくれる 「凌久…キスしていい?」 「ん…」 見上げると 出会った時からドハマリしっぱなしの 綺麗で可愛い顔が 目を閉じながら近づいてくる その顔がキスしてくれるのを 目を閉じて待てる幸せ 「んっ…ん…んっ…」 終わっても 終わっても 幸せを与えて貰える幸せ 「…はっ…ん…り…凌久…泣いてるの?」 「……泣いてるかな?」 「泣いてるよ!どっ…どっか…痛くした?!」 「どこも痛くない」 「我慢しないで言って。恥ずかしいかもしれないけど…ちゃんと病院行こう?俺も一緒に付いてくから」 そんなに優しい言葉くれたら もっと泣けてくるけど? 「凌久…ごめん。痛い?」 「痛くない。幸せ…噛みしめてるだけ…」 「えっ?」 「幸せ過ぎて…泣けてくる」 「……凌久っ…そんなのっ……~っ凌久がそんな風に思ってくれたらっ…俺だって幸せ過ぎてっ…泣けてくるよっ…」 「ははっ…だめじゃん俺ら…情けな…」 「うん…でも…嬉しいから…」 もう、できないかもと思ったのにできた恋人は最高で 勘違いなんだから、いずれ終わると思ってたのに、それは俺の方の勘違いだなんて、最高の種明かししてくれて くだらない嫉妬で、最悪の去り方した俺を、泣きながら追いかけてくれた この優しくて優しくて優しい恋人は これでもかって位に 俺に幸せを与えてくれる 「俺…悠稀に出会って付き合っちゃったから、もう一生分の運、使い果たした」 「ふっ…大丈夫だよ。それ、俺の分だから。凌久のは、まだ残ってるはず」 「そうなの?じゃあ…悠稀困るじゃん。俺よりいっぱい問題抱えてんだから。俺のと、取っ替えてもらわなきゃ」 「だめだよ。じゃあ…半分にしてもらお?」 「半分?」 「同じ望みだったんだから、俺と凌久の運、一生じゃなくて、半分ずつにしてもらお?そしたら半分ずつ残るでしょ?」 同じ望みだったのかな… って、今でも何処か考えてしまう 俺があの時、あんな事言ったの 絶対少しは影響あると思うから けど、こんなに好きになってくれた悠稀に それを言うのは、あまりにも失礼だから 「じゃあ、半分ずつ。あとの半分ずつ大切に使わないとな?」 「うん…凌久と…なるべく一緒に居られる様に」 「俺の為に半分使ったんだから、残りは別の事に使えよ」 「…だって……凌久と…一緒に居れたら……それが…1番…幸せ……」 「悠稀?」 寝た 「ふっ…寝顔なんか…小さな子供みたいだぞ」 そう言えば いつも終わったら熟睡だったもんな ここんとこ、イレギュラーな事が多かったから 色々大変だから ほんとは、俺の前では思いっきり甘やかして 苦労も心配もかけさせたくないのに 結局、心配かけて、苦労させて 俺のが甘やかされて 「もう少し、頼れる男になんなきゃな」 腕を伸ばして顔に触れる ぴくりともしない こんな可愛い顔して、俺でいいのかな 勿体ない気持ちは大いにある が… 俺の恋人は最高だ 世界中の人達に自慢してやりたい 今すぐ窓開けて叫びたい ちゅっ この綺麗で可愛いのと、ぐっすり眠る為に 軽くキスをして シャワーへと向かった

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