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お互いの声で
悠稀が、こっちを向いて…
「…~っほんっ…と?」
声…
「ほんと。俺は、悠稀にめちゃくちゃ頑張って愛されてる」
「~っ…なっ…まぇっ…」
名前が…何なんだ?
「俺の名前呼んでくれんの嬉しいよ?」
「まっ…~っま…ちっ……か…ぇ…」
間違え?
「間違えるって?誰が?誰を?」
「~っぃ…くっ……は…あっ…ぃっ…」
凌久…はい?…あい?
暁!
「間違えちゃったの?夢の中で?」
「~っ…と…ちゅっ…ぁ…ぃっ……」
「途中?暁?」
「…~~っぃ…くっ……なっ…ぇ…」
「凌久?なって?」
途中…暁…凌久…なって…
なんじゃ?!
「~っな…まぇ…」
「!…分かった!暁だったのに、途中で俺になったから、名前間違えた!」
「~~っこめっ…」
「そりゃ、間違えるだろ。っつか、そんな夢マジックで怒られても…それを真に受けるなよ」
そんなんで声出なくなるって
俺どんだけガッツリ怒ったの?
「~~~っまち…ぇ…こと…なぃ?」
「ないよ!1度もないよ!」
「~~~っ!良かっ…」
「俺、それは、ほんと愛情感じてんだから。暁の事、頭の片隅にあるかもしんないのに、絶対ちゃんと俺の名前呼んでくれんの、すげぇちゃんと愛されてるって思ってんだから」
「~っ俺…もっ…絶対…間違える訳…ないって…自信っ…あるっ…」
「なのに、不安になる程、俺に責められた?ごめん」
間違える訳ない
自信あるんだ…
不意打ちで…
嬉し過ぎんですけど
ってか…
一気に声…出てきた
「夢の中っ…でもっ…間違えたつもりっ…なかった…からっ…知らないうちっ…間違えてっ…俺っ…気付いてなかったからっ…」
「そっか。大丈夫。ちゃんと俺の名前しか、呼んでないよ?聞かせてよ…悠稀の声で俺の名前」
「……っく」
「うん。もっと聞かせて」
「…りぃ…く…」
「うん。もっと」
「…り…く…り‥く……凌久…凌久…」
人の体って、凄いんだ
そんな事で声出なくなっちゃって
こんな事で声出る様になるんだ
俺の名前だけ…
凄く…言いづらそうになって……
「悠稀…」
「~っ凌久…名前だけじゃなくてっ…俺が後ろめたいとっ…思ってる事全部言われたっ…」
「どんだけ、苛められてんだよ」
「凌久がっ…思って、責めてっ…当然の事っ…凌久が…~っ優しすぎるから、言わなかった事っ…代わりに全部言ってもらった」
「言ってもらったじゃねぇよ。どんだけダメージくらってんだよ」
「もっと、ダメージ受けてもいい。こんなんじゃ足りない」
危ない発言だな…
後ろめたいと思ってる事全部…
全部…どんだけあんだよ
「何て言われたのか…教えてもらえるの?」
ぶんぶんぶんぶん!と首を振る
「分かった分かった」
どんだけ?
「それ、全部暁に関係ある事?」
「…~っんっ」
「じゃあ、心配すんな。暁に関する事は、全部丸っと許してやれる自信あるから」
「~っなんで…」
「何でだろな?宇沙美なんか、ただ慰めてくれてただけで、全然許せなかったのに…付き合う前に全部…暁の辛さも知ってたから…なんかもう…陰ながら応援してる位の気持ちになってる」
「おかしいよっ…」
だよな?
俺もおかしいと思うよ?
でも、しょうがないじゃん
悠稀とヤってんの知ってんのに
暁が成長してるって思うと
俺まで嬉しくなるんだからさ
「俺、悠稀と一緒に育ててる気になってんのかも…」
「え?」
「いや、付き合う前にさ、そういう事しちゃってんだって話聞いて。まあ、最近までは、悠稀にその気がなくても、暁は絶対悠稀に恋愛感情あんだろなと思ってたんだけど…そんで、やさぐれたりもしたんだけど…」
勝手に最初から
勘違いしてた訳ですが
「それでも、なんかさ、絶対暁には悠稀が必要だからってのは、ずっと思ってた。だから、暁にもそんな気がないんだって知っちゃったら、そんなの益々、頑張れって思うだろ」
「普通…思わない」
「違うな、悠稀。普通、そんなの知ってて付き合わない。付き合う時点でおかしいんだ。狂ってんの俺、悠稀に」
「~~っ凌久…」
ぎゅっと、俺の服を掴んでくる
「暁の一言目が、とんでもないものだったのも、そんな事言わなきゃならない環境に居たのも知ってる。悠稀が、頭真っ白になったのも、怒鳴って怖がらせたのも知ってる。それがさ、友達できて、彼氏できて、宿泊研修楽しんでんだろ?すげぇな。良かったなって思うの。ふっ…変なの」
「凌久っ…凌久っ…好きっ…」
「ん。俺も悠稀の事好きだよ」
「凌久っ…好きっ…好きっ…」
「んっ。知ってる」
悠稀の呼ぶ凌久が好き
く、が…
誰にも真似出来ない
可愛い言い方
また…聞けて良かった
ぎゅ~っと悠稀を抱き締める
「悠稀、また意地悪な俺出て来ても負けるな。こっちの俺信じて帰って来い」
「んっ…凌久のっ…名前呼べなくなるの…やだっ…」
「俺だってやだよ。悠稀の呼び方、すげぇ可愛いくて、気に入ってんだから」
「呼び方…別に…普通…」
「自分じゃ、気付かないんだよ。俺が可愛いって思うんだから、いいだろ?」
「……うん」
一生悠稀の声
聞こえなくなるかもとか…
一瞬頭過った
「…っはぁ~…焦った…良かったぁ…」
「あ…ごめん。でも凌久、全然そう見えなかった」
「そ?まあ…2人でパニクってもしょうがないから、冷静にっては思ってたけど…」
「…俺は…完全にパニックだった…声…出し方考えても、分かんなくて…思い出そうとしても…分かんなくて…」
「そりゃ、本人は恐怖でしかないだろうな」
「でも…凌久が居ればどんな時でも、何があっても…凌久が居て、笑ってくれるなら、大丈夫な気がしたんだ…ありがと」
なんか…
ちょっと…
プロポーズっぽく聞こえちゃうんですけど…
「でも、ほんと良かった。今日日曜だし、夜中だし…はぁ~っ悠稀の声、お帰り」
「ただいま。凌久…凌久…」
「ん?」
「言いたかったから…凌久…凌久…」
「ふっ…やっぱ可愛い」
「凌久…凌久…」
「ん。悠稀…」
声だけ…
それでも、急に奪われるって事があるんだって思ったら
いつ…どっちかに何かがあっても
おかしくないんだって思った
「悠稀…愛してる」
「凌久…俺も。愛してる。凌久…好き」
「ん。俺も好きだよ、悠稀」
「凌久…凌久…」
「ん…悠稀」
お互いの声で
お互いの名前を呼び合える幸せ
お互いの声で
好きだ、愛してると言い合える幸せ
そのまま、俺達は眠りに就き
俺は、時々目が覚めては悠稀を確認して
朝まで眠った
朝、目覚めると
悠稀はまだ、スヤスヤ眠ってて
よっぽど疲れたんだろうな
目覚めたら、また声が出ませんとかやめてね?
あ…
悠稀も、そう思うかも
寝惚けてるうちに喋らせようっと
モゾモゾし始めた
起きるか?
「おはよ、悠稀」
「…ん…?…おはよ…凌久」
…大丈夫だ
「もう、起きる?まだ7:00だけどな?夜中起きてたから眠いだろ?」
「ん……」
「ん。寝てろ。俺、朝ごはん適当に作って来るから」
そう言って、起き上がろうとしたが
「………悠稀、ちょっと離してもらえる?」
「………」
「お~い、悠稀く~ん?手、離してちょうだい」
「………」
完全に寝とる
俺に回されてる腕を、なんとか剥がそうとするが…
これは…
全然動かない
諦めて、悠稀の顔でも見てるか
熟睡悠稀の顔なんて何度も見てるけど
「可愛いねぇ…」
子供なの?
これ、顔だけなら中学生でいけるんじゃね?
睫毛長っ…
頬っぺを触る
ぷにぷにだぞ
赤ちゃんか
唇もぷにぷに
毎日欠かさずリップでも塗ってんの?
「…ん…」
エロい唇…
唇を触ってる親指を、そのまま口の中へと入れようとする
「ん~…」
さすがに嫌がるか
あれ?
ほんの少し口を開けた
どうぞと言わんばかりに
いいんですか?
そっと指を中に入れると
「…ぁっ…」
「ん~…エロい」
舌をなぞると
「はっ…ぁっ…」
なんちゅう表情…
まあ…口ん中、指でも突っ込まれてたら苦しいか
歯列をなぞり、上顎をなぞると
「あっ!…はぁ~っ…はぁっ…」
弱々しい手で、俺の手を触ろうとする
首は振るのに
歯は立てない
ほとんど寝てんのに
根っから優しいんだ
飲みきれなかった唾液が
口角から流れてくる
子供みたいな顔して
すげぇ…エロい
ゆっくり
指を出し入れすると
「はっ…ぁっ…んくっ……んくっ……はっ…?」
うっすら目を開いた顔が…
超エロい
「はっ…んっりっ…くっ…?」
ヤバ
俺の指咥えて
涎垂らして
俺の名前呼んで…
「…ごめん、悠稀…ちょっと……ムラムラしちゃった」
「んくっ…はっ…はぁっ…?」
「ちょっと…悠稀の…触ってもいい?」
「?…んっ…?」
俺の手を…掴もうかどうしようかという様に
手を動かしている
状況…分かんないんだろな
口に指を咥えさせたまま
ゆっくり体を起こして
服の上から、悠稀のものを触る
「んはっ…はっ…んくっ……りっ…くっ…?」
こんな事してんのに
まだ少し眠そう…
そっと、咥えてる指の手首を掴んでくる
咥えさせてない方の手を…
服の中に入れて、直接触る
「ぁあっ!…はっ…あっ……あっ?…りっ…く?」
さすがに、目覚めた
「ごめん、ちょっとシたくなっちゃった。続けてもいい?」
「はっ…い……けろ…んくっ……よられ…」
「ん。いいよ、いっぱい垂らして」
「んはっ!…はあっ……ぁああっ!」
上の口角と、下の先から垂れてくる
「悠稀、エロくて可愛いよ」
「あっ…やっ…らっ……」
「ん。その言葉も可愛いよ。下も、もっと垂らして?」
「~~っ!…あっ…やらっ……んくっ…やっ…ぁあっ!」
噛んじゃえば楽なのに
噛めないんだよね
優しくて可愛い悠稀
こんなエロくて卑猥な姿
俺だけのもの
「ね、俺の指、気持ち良くして?俺は、悠稀の気持ち良くしてあげるから」
「はっ…あっ!…はっ…んっんっ…んくっ…」
「ありがと。下も、ちゃんと垂らしてくれて、ありがと。これで、もっと気持ち良くしてあげれる」
「んっんっ…んああっ!」
「ん。先、ヌルヌルして気持ちいいね?でも、俺の指も、気持ち良くして?」
「はぁっ…はっ…はぁっ…んっ…んっんっ…」
可愛い
もう苦しいだろうに
一生懸命
両手で、俺の手持って咥えて
赤ちゃんみたいなのに
下は、こんなにトロトロでビクビクさせて
ツーと裏を指でなぞると
「はああっ!…はっ…はぁっ…んっ…んっ…」
「裏…気持ちいいね。どんどん上がってくるかな」
咥えさせてる指で
上顎をなぞってやる
「んん~~っ!…んくっ…はっ…んくっ…」
「すごっ…いっぱい出てきた。ここ、気持ちいいの?」
「んんっ…んっん~~っ…」
「こっちで気持ち良くなったせいで、下ももう…だいぶ、気持ち良さそうだね。ほら、もう全部トロトロに出来たよ?どっちの方が気持ちいいかな…」
「んんっ!…んんっ!…はぁあっ!…んくっ…んくっ……んはっ…んんっ!」
上からと下からとの刺激に堪えきれず
噛む事も、首を振る事も出来ず
目と、口と、下の先から出しっぱなしで
「ん、そろそろイケるかな?」
上と下同時に、リズムよく動かしだすと
「はっ…はっ…はっ………~~っ…らめっ!…はっ…らめっ!…ぁああっ!…やっ!…」
「イっていいよ?でも…出来れば、俺の指ちゃんと咥えてて欲しいな?」
「はっ…んっ……んっんっんっ…んはぁあっ!…んっんっ…んくっ…ん~~~っ!」
言われた通りにしなかったからって
怒られる訳でもないのに
涙流しながら
必死になって
「イケる?悠稀。こうとか…こんな風にしたら、イケそう?」
「っくはっ!…ん、んっ…~~~っ!…んっ…んっ……んっ………っ…~~~~~~っ!!」
俺の指を離す事なく
咥えたまま
静かにイった
ゆっくりと、指を離すと
「んはっ!…はっ…はぁっ…はぁっ…んくっ…はぁっ…んんっ…はっ…はぁっ…」
「ごめん。苦しかった?」
「だいっ…じょぶ」
「俺もすげぇ気持ち良かった。ありがと」
「んっ…凌久っ…」
「ん?」
「ティッ…シュ…俺っ…汚ないっ…」
汚ないのがいいんじゃん
写真撮りたいくらい
悠稀の顔に近づき
ペロッ ぢゅっ
「んっ…あっ…凌久…やめてっ…汚ないからっ…」
「何で?キスしてんのと一緒じゃん?」
口の周りを舐め取ると
体を下げて
「…え…えっ?!…りっ…それは…だめっ…」
悠稀が、驚いて起き上がった時には
ペロッ…
「あっ…やだっ…だめだって…」
ペロッ ペロッ
悠稀が出したトロトロとした物を
舐め取っていく
「~っ!…お願いっ…凌久っ…やめてっ…汚ないからっ…!」
悠稀が、俺の頭を、遠慮がちに押さえる
「汚なくなんてないよ?全部ちょうだい?」
「…はっ…汚っ……汚ないからっ…飲まないでっ…」
全部舐め取り終わると
悠稀が、後ろに手を付いて
すっげぇ、やらしい顔になってた
「…うっ…うがい…うがいっ…してきてっ…」
また…心のシャッターを押した
「大丈夫だよ。もう口の中残ってないし」
「それっ…でも…うがいっ…」
「…悠稀…気持ち…良くなっちゃったんだ…」
「…あ…見ない…で…」
さっきイッて
今舐め取ったばかりのそれが
また、気持ち良さそうになっている
恥ずかしそうに
震える体で、服の中にしまい
俺に背を向ける
「な~んで?俺に出させてくんないの?」
「……んっ…」
「なんで?!」
「…おっ…おかしくっ…なるっ…からっ…」
「気持ち良くなるって事?」
「きのっ…からっ……もっ…何回も…イッてるっ…のにっ……今もっ…イッた...のに…おかしっ…」
可愛い過ぎる
滅多にこんなに居れない恋人と
2日限定で、ずっと一緒に居たら
皆もっとヤりまくってるかもよ?
何回イッたってヤりたいし、イケるでしょ
俺達10代健康優良児だよ?
「ね、あと数時間したら、お互いの都合合わせて、毎日何時間か会う日常に戻るんだけど…非日常、楽しまなくていいの?」
「あ…嫌…なんじゃ…なくて…体…変…だから…」
「それだけ、俺の事好きって事でしょ?」
「何回…イッても……イキたくなったら…困る…怖い…」
「大丈夫。昨日と今日は、特別だから。それが終わったら、また悠稀の体も、いつも通りだよ」
悠稀の後ろに横たわる
「俺、出していい?」
「~~っ」
「だってそれ、鎮まらないでしょ?」
「~っ!」
葛藤中か
「悠稀、これイッてスッキリしたらさ、朝ごはん食べよ?」
「…あっ?…朝…ご飯…」
「そ。一緒に食べよ?今日じゃないと、一緒に食べれない。朝ごはん」
「あ…食べる…凌久と…食べる」
「ん。じゃ、スッキリしちゃお?」
「~っうん…」
結局、もういいだけ気持ち良さそうになってたので
あっという間にスッキリした悠稀は
不安がってた、またすぐにイキたくなる事もなく
シャワーを浴びると、いつもの爽やか悠稀に変身してきた
「…………」
「?…凌久?」
「いや…やっぱ、こっちはこっちで、いいよなぁ」
「…何の話?」
「可愛いか、格好いいかの話」
「?」
「いっただっきま~っす!」
「いただきます!」
「んまっ!」
「おいし~っ!凌久、天才!」
「ははっ…大袈裟」
「ほんとだよ。こんなの、チャチャっと作れちゃうなんて」
俺のお気に入り、フレンチトーストで、ご機嫌だ
「暁って、甘い物大丈夫なの?」
「うん。基本、何でも美味しいって食べる」
「そ。じゃ、レシピ教えたげるから、今度作ってあげなよ」
「嬉しいけど…俺、作れるかなぁ」
「全然難しくないから、大丈夫」
「……ありがと、凌久」
「おお」
俺が、暁の為にかけた言葉は
感謝と、少しの懺悔を乗せて
悠稀から返ってくる
そんなの全然望んでないけど
やっぱ、そう思っちゃうんだろな
悠稀が、使い終わった食器を洗ってくれる
その後ろから悠稀を抱き締める
「ふっ…凌久、動きづらいよ」
「俺は動き易い」
「え?どういう意…あっ!…ちょっ…」
「悠稀、頑張って洗ってね?」
服の中に手を突っ込んで、左胸を触りながら
右手で、服の上から悠稀の股間を目指す
「りっ…凌久っ…洗えないからっ…」
右肘で邪魔してきた
「じゃ、洗わなくてもいいよ」
「だっ…だめっ…!…ちゃんとっ…~~っ…」
ん~…
ずっと気になってた事、聞いてみようかな
答えてくれるかな
「ねぇ、悠稀、暁にも胸攻められてんの?」
「…なっ?……せっ…攻められてないっ!」
普通に答えた
可愛い
「じゃあさ、女の子に攻められた事あるの?」
「?…ないっ…けど?」
ほんとに、なさそう…
「まさかとは思うけど…男にヤられた経験あったり…」
「ないよ!何?!」
両手泡だらけで、悠稀が振り返った
珍しく、ちょっと怒ってる
レア過ぎる
「いや…普通、男が最初から胸攻められて、あんなに気持ち良くなんないからさ。てっきり暁にと思ってたんだけど…」
「ない!胸…あんな風にされるの…凌久が初めて!」
「へ…へぇ~…そういう人も居るんだな…悪い」
「…………っ」
え?
なんか…真っ赤になって黙っちゃった
そんな、恥ずかしかった?
「悠…」
「凌久になら…」
「え?」
「凌久になら…胸じゃ…なくたって……どこだって…気持ち良く…なっちゃうもん」
え…
え~~~っ!!
何?
襲ってって言ってんの?
色んなとこ、気持ち良くしてって言ってんの?
なのに、当の本人
くるっと振り返って、また皿洗い始めたし
俺のこの興奮どうしたらいいの?
「悠稀……辛いんですけど」
「え?」
悠稀の後ろから、俺の辛くなってるものを押し付ける
「えっ?!りっ…凌久っ…」
「こんなんさせといて放置とか…放置プレー…」
「ちっ…違うからっ!ちょっと…ちょっと待ってね?」
可愛い
頑張って早く洗ってる
けど、洗うのはやめないのね?
俺より皿洗いなのね?
なんか、それも可愛いくて
もう…だいぶ俺は狂ってる
「ちょっと…限界…」
悠稀の下を下げ始める
「えっ?!…えっ?…凌久?!」
「ごめん…ちょっと…ご協力…お願いします」
「きょっ…協力はするけどっ…えっ?…俺まだ洗ってるよ?」
「…んっ…ごめんっ…やめても…いいよ…」
悠稀の後ろから
悠稀のものの裏に当てる様に擦る
「はっ…凌久っ…あっ…当たってる…けどっ…」
「んっ…気持ちいっ…」
「……あっ…凌久っ……はぁっ……はぁっ…」
水の音…止まった
「悠稀…足…もっと…閉じれる?」
「え?…こっ…こう?」
「んっ…そのまま…お願いっ…しますっ…」
「…はっ…あっ……凌久っ…のっ……」
「んっ…悠稀のと…両足と…擦れて…気持ちいっ…」
「んっ…はぁっ……んっ…んっ…」
悠稀のものが
徐々に…硬くなると…
益々擦れて気持ちいい
「あっ…悠稀……気持ちいっ…」
「はっ…凌久っ……俺もっ…」
「んっ……ちょっと…動いて…イッちゃっていい?」
「んっ…いいよっ…」
悠稀の腰を押さえて、イケる様に動かし始める
全部…悠稀に当たってると思うと…気持ちいい
いつも、悠稀にされてるのに
後ろから、悠稀を押さえてる事に…
興奮する
自分と…悠稀の…
お互いから流れ出た物が
動く度に更に気持ち良さを増して
「あっ!…りっ…凌久っ…凌久っ…」
極めつけ…
悠稀の声で呼ばれたら
「…くっ…悠稀っ…イクっ…イッていい?」
「イッて…俺もっ…イキそっ…あっ…あっ…凌久っ…」
「~~っ!」
お前の声で、凌久って呼ばれんのヤバいんだって!
何度か、ゆっくり奥まで動かし
「はっ!…あっ!……ぁあっ!…凌久っ!」
早く激しく動かすと
「ぁああ~~っ!…凌久っ…~~~っ!!」
「~~~っ!……くっ…うっ…~~~っ!!」
気持ち良過ぎ
あっという間に2人してイッた
どうしよう
そのうち悠稀に突っ込みたい衝動に襲われたら
悠稀…いいよって、言ってくれそうで怖い
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